幼稚園でのトラブルに対するしつけ
先生からの呼び出しがありました。
「あなたのお嬢さんが、
お友達の目に指を入れました。
その翌日も、他のお友達の目を攻撃しようとして・・・
気づいたので止めることができましたけど。」
卒倒しそうな内容でした。
娘は3歳半、まだまだ言葉で
上手く伝えられないことが多く、
そんな時にどうしても手が出てしまうようで、
つい先日お兄ちゃんの顔を傷だらけにしたばかりでした。
先生は、「嫌なことがあったら暴力をふるわずに、
直接お友達に言うか、言えなかったら
先生に言いなさい」と説明していました。
それが言えない3歳半児。
日本人の先生なら、
「そんなことしていたらお友達に嫌われるよ」
「お友達が、もう○○ちゃんと遊びたくないって思っちゃうよ」
と指導するそうです。
それにお構いなしの3歳半児。
そんな3歳半児にどう説明したら、
それが駄目なことだと分かってもらえるのか。
そこで、お兄ちゃんを交えて、
頭には大切なものがたくさんあること、
体には弱い部分があること、
そこを叩いたり攻撃したりしてはダメなことを
説明してみることにしました。
お兄ちゃんも呼んだのは、
もちろん知っておいて欲しかったからですが、
娘がまた「自分だけ叱られている」
と思うのを防ぐためでもありました。
その後何度か「○○ちゃんの目に、指入れちゃった」
と私に話していましたが、
今のところ同じトラブルはなさそうです。
まだ小さいとはいえ、
子どもも自尊心を傷つけられると、
自己否定や自信損失につながります。
幼稚園でのトラブルを解消するのは厄介ですが、
小さくても自尊心を傷つけないような
しつけをしてあげたいものですね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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