子供に話しかけない方が良いタイミングを知っていますか?

子供に話しかけない方が良いタイミングを知っていますか?

0歳児の頃はたくさん話しかけましょう、といいます。

母語が決まり、言語の収集をしている時期のため
多くの言葉に触れることはとても大切です。

そしてその後もどんどん言葉を吸収し、
話出すようになります。

しかし1歳前後になり、
自らやりたいことに取り組むようになってくると、
話しかけない方が良いタイミングというものがあります。

それは子供が何かに夢中になっている時。
つまり集中してその物事に取り組んでいる時です。

集中している時の顔を見るととても真剣。

3歳頃までにしっかりと集中できる体験をした子供は
その後も集中力を途切れさせることなく
持ち続けられるとモンテッソーリ教育では言われています。

反対に集中を中断するようなアプローチをされた子供は
やがて集中力を継続できず、
途切れ途切れになってしまうことがあるようです。

集中している最中の子供に
「できたね!」
「楽しんでるね!」
「ご飯だから席についてね」
など求められていない反応は必要ないようです。

遊んでいる子供の行動だけでなく表情もよく見て、
集中しているから今はそっとしておこう、
見守るいうタイミングも必要です。

もちろん0歳児でも集中している時は
黙って見守ることも大切です。

そしてしっかり集中しやり遂げた時には
子供は満足そうな表情になります。
これは内面から満たされている状態だといいます。

その時こそ一声かけてもいいタイミングです。

集中できる環境を小さなうちから
サポートできるということを知ると
ぜひやってみたいものですね。


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と第二子妊娠中で子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。