2歳半のしつけは「ダメ」だけでは伝わらない!?
乳児と呼ばれる1歳くらいまでは、
してはいけないことをしつける際には
「ダメ」と言う禁止言葉や表情、声の抑揚などで
伝えることも多いでしょう。
乳児にはまだ理由まで正確にはわからないので、
ダメと禁止され続けることで
よくない行動を制止できるでしょう。
しかし、2歳半にもなると、
「ダメ」だけでは上手く伝わらないようになります。
●ダメならどうすれば良いのか
2歳半くらいは好奇心がとても強く
なんでも自分で行動したがったり、
興味の範囲が広がってきます。
例えば「走る」や「飛び跳ねる」という行為は、
子供が無条件に楽しいと感じる行為なので、子供は大好きです。
それを狭い道路や静かな場所、
スーパーなどでされると「走っちゃダメ」や
「こんなとこでジャンプしちゃダメ」と注意しがちです。
親としてよくないことをしつけしなきゃ
という思いが先にきてしまいます。
しかし、2歳半くらいの子供は
「ダメ」の後に「どうしたら良いか」を待っています。
「スーパーでは歩く方がいいね」
「スーパーで楽しい時はジャンプよりニコニコにしてみようか」
など良い行動を伝え続けることが良いようです。
●理由も添える
もちろん身に危険が迫っているような場面では、
大きい声や感情をつけてしっかり指導することで
印象に残りやすいのではないでしょうか。
「道路で走ってはダメ!ゆっくり歩いてね、
車にぶつかったら危ないからね」という具合で
理由もつけることで想像がぐっと膨らみます。
●しつけも楽しいことに変えてしまう
子供は楽しいことに目がありません。
「~するとダメ」「~はやめようね」
こちらの提案を飲むには多少
子供目線で楽しく伝えてみるのも効果的です。
「病院では忍者になって静かに歩いてね。
最後までできたら、おうちで忍者達成のメダルを作ろう!」
など、わくわくするような
付加をつけるのも楽しさが膨らみますね。
美空 遥(みそら はるか)
2歳長女・1歳長男育児中のシングルマザー
コールセンターでの4年間管理職として勤務後2児のママに。2児の育児に毎日奮闘中!特に1歳の長男は元気の塊で、私や長女とレスリング状態。男勝りで気が強い愛娘・2歳の長女は、発達障害がありプレイセラピーで治療中。そんな中、毎日懸命に育児して、心から子供と笑いあう時間を大切にしている。「日本中のママに少しでも元気に・笑顔で育児してもらえたら」という思いで記事を執筆中。
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