オーストラリア流 叱らないしつけ

オーストラリア流叱らないしつけ


オーストラリアに来て数ヶ月。

子育ての現場を見ていて気づいたのは、
お母さん達が叱らないことでした。

フランスでは「叱るしつけ」が主流だったので、
これだけ徹底してお母さん達が叱らないという環境にビックリ。

私は「叱らないしつけ」には
詳しくないので分かりませんが、
普段叱ってばかりいる私は少々肩身の狭い思いをしています。

オーストラリア流 叱らないしつけ1









ところが、オーストラリア在住歴の長い
日本人のお母さん達が、こんな話をしてくれました。

とあるレストランで壊れそうな装飾品が
子どもの手の届くところにあり、
案の定ある子どもが落として壊してしまったそうです。

するとその子のお母さんが、
自分の子どもにには「あなたは悪くないのよ」と伝え、
店員に「こんなところに置いているあなた達が悪い!」
と言ったそうです。


正直、これはまた極端な例だと思いました。

このお母さんには謝罪の気持ちも、
弁償のつもりもないということになります。

確かに、物はいつか壊れるものですし、
壊れたものは仕方ありません。

そしてこの場合、
子どもを一方的に責める話でもありませんよね。

ただ親として、お店に一言
「すみません」とも言わないことに私はビックリしました。


オーストラリア流 叱らないしつけ2








そしてまた別の例。

その日本人のお母さん達がレストランに行った時、
子ども達が壊してはいけないと思い、
テーブルにあった装飾品を移動させると、
今度は店員が「勝手に動かさないでほしい」と。

やはり、大陸に住む人たちは大らかなのでしょうか?

オージーの教育方針というか、
モラルというものが、
私のそれとズレがあるように感じる今日この頃です。



「叱らないしつけ」ですが、
日本でも言葉だけが独り歩きして、
ちゃんと理解せずに実践している方も多いと聞きます。

どんな教育方針にしても、
まずはしっかりその真髄を学んで、
その中で何が大切なのか、またそれが自分のやり方や
子どもの性格に合っているのかを見極める必要がありそうです。

 


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ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。