小学校に入る前に身に付けたい!2つの「は」と「あ」

小学校に入る前に身に付けたい!2つの「は」と「あ」

娘たちが小学校に入った時のこと
仲良しのママ友達がこんなことを言っていて
すごくビックリしたのを覚えています。

「うち、幼稚園の時と比べて
朝でる時間が1時間半も早いから
とにかくそれが大変で
もっと前から
早起きさせる練習すべきだったわ!」と。

初めての小学校、親子ともに
いろいろな不安や心配があるとは
思っていましたが
「早起きがまず最初の難関」だったとは
思いも寄りませんでした。

というのも
我が家がお世話になっていた保育園は
毎朝、7時の開園とともに登園する子も多く
むしろ小学校に入って
家をでる時間が遅くなった子が
たくさんいたのです。

うちは、保育園と小学校で家をでる時間に
大差なかったのですが
確かに幼稚園は
もっとゆっくり時間のところも多いのですね。

8.5歳 しつけ 写真1

 

 

 

 

 

 

そのお友達の家の子も
しばらく、朝ごはんも食べられず
半分寝たまま通学しているような感じで
慣れるまで、時間が掛かったと聞きました。

ただでさえ、重たいランドセルに通学班登校
大人数のクラスに、担任はひとりという
不安な幕開けの小学校1年生。

慣れない環境から
体調を崩す子も多くみられる中で
朝ごはんも食べずに学校に行き
眠くて授業どころではないとなると
親としても
ますます不安が募ってしまいますね。

大人もそうですが、体内リズムというのは
すぐに変えることは難しいので
やはり小学校入学前の5歳くらいには
「早寝・早起き・朝ごはん」の習慣をしつけ
しっかり身に付けてあげたいですね。

8.5歳 しつけ 写真2

 

 

 

 

 

それからもうひとつ

私が重要だなと感じたことは
「自分の足で歩くこと」です。

保育園や幼稚園では、バス通園や
親の運転する自転車や車で登園する子が多いですよね。
徒歩通園でも、荷物は親がもっていて
自分の荷物を持って自力で歩くということは
少ないと思います。

小学校に入ると「1年生なのに!?」と
ビックリするほど、急に荷物が多くなります。

特に小柄な子は
かわいそうなくらいランドセルが大きく見えます。

でも、それをみな毎日
自分で持って歩いていかねばなりません。

とても小柄な同級生のお友達は
入学早々に
登校拒否のようになってしまいました。

「荷物が重くて、歩けない。歩きたくない」と。

しばらくは、お休みをしたり
親御さんがランドセルをもって
一緒に登校する姿も見られました。

もちろん、体がかなり小さいので
実際に負担はあったのでしょうが
聞けば、通う園が家の目の前
習い事も休日も、車での外出ばかりで
ほとんど歩いたことがないという話でした。

こうしたお子さんは、意外にも多く
遠くない通学路の途中で座り出す子や
上級生に荷物を持ってもらっている子も
いるのを見て、驚きました。

我が家の場合は、自転車も車もなく
台風の日も灼熱の太陽の下でも
5年間毎日、嫌でも歩いての通園でした。

当時は辛いこともたくさんありましたが
重たい荷物にも負けない強い足を持ち
歩くの大好きという娘に育ってくれたのは
あの時の毎日があったからなのだなと
今はありがたく思います。

小学校に入る前の5歳くらいには
ぜひ、しつけの意味も含め
この2つの「は」と「あ」
・はやね
・はやおき
・あさごはん
・あるく を身につけさせてあげてくださいね!

 


プロフィール石田 治香(いしだ はるか)
長くアパレル業界で、服飾雑貨の企画デザインを手掛ける傍ら、趣味のスポーツ関連や子育てに関するコラムやblogを発信。
「衣食住を、カラフルに楽しく♪」をモットーにハンドメイド・インテリア・お料理・アートなどを通してひとり娘との暮らしが輝くようなちょっとしたアイデアを、日々模索中!