できていたことをやらず、やってもらおうとする子どもに伝えたい大切なこと

できていたことをやらず、やってもらおうとする子供に伝えたい大切なこ

1歳を過ぎ、自分でやりたいし、
自分でできることが増えてくる一方、

保育園や幼稚園に行き始めたり、
環境が変わったりした時に
できるけどやらないといったことが
ちらほら見え始めることはありませんか?

例えば、幼稚園から帰ってくると
・「靴脱げないから脱がせて」と言う
・「歩けないから抱っこして」と言う
・言葉で言わず駄々をこねる

など、今までできていたことを
自分でやろうとはせず、やってもらおうとする。

こんな時、何と声をかけますか?

「自分でできるんだから、やりなさい!」
とついつい言ってしまうこともあるかもしれません。

でもこの時、このフレーズはちょっと待って下さい!

外の世界で子供はたくさん頑張っています。

今まで一緒だったママと離れて
少し心細いこともあるかもしれません。

帰ってきてママの顔を見たら
やっぱり安心してついつい甘えたくなっちゃう。

できたこともできないと言って
少しだらけてみたくなる時もあるかもしれません。

大切なことは家でリラックスしていい、
家には何もしないあなたにも
しっかり居場所があると教えてあげることです。

出来ないのなら小さい頃のように
たくさんまたサポートしてあげてください。

「幼稚園で頑張っているんだもん、おうちではのんびりしてね」
「いつも頑張っているもんね、今日はのんびりしようね」
「いつも頑張っているの、ママは知ってるよ」

などぜひ声をかけてあげてください。

幼稚園や保育園に行っていなくても
こういう場面があるかもしれません。

できるのにやらないということは
日々頑張っているからこそ現れることかもしれません。

子供自身の全てを受け入れてあげる。
それがとても大切なことなのではないでしょうか?

受け入れてもらい、
おうちでゆっくり休むことができたなら、
また明日からも頑張ってみよう!と
そんな気持ちになれるのではないでしょうか。

 


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と第二子妊娠中で子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。