赤ちゃんが昼夜逆転にならないための、2つのポイント
体内機能が未発達な赤ちゃんは、
昼夜が逆転してしまうことがあります。
もちろん、生後2~3ヶ月までは体内時計もなく、
寝ては起きてミルクやおっぱいを飲んで、というのが普通ですから、
昼夜逆転というよりは「昼夜なく」という感じかもしれません。
それでも、3ヶ月頃になると
まとまって寝ることができる赤ちゃんも増えてきますから、
この頃から生活のリズムをつけてあげるといいでしょう。
今回は赤ちゃんが昼夜逆転にならないよう、
気をつけるといいポイントを2つご紹介します。
① 昼と夜の違いをはっきりさせよう
生活のリズムの基となるのは、太陽です。
太陽が出ていると活動し、
日が沈むと休むのが人間のリズムです。
ところが、今は明かりがありますし、
24時間営業しているお店も多く、
現代人にはそんなリズムさえ崩れてしまっています。
赤ちゃんが寝ているのに部屋に明かりがついていたり、
隣の部屋からテレビの音が聞こえてきたりすると、
赤ちゃんも混乱してしまいますので、
明かりは消し、テレビも小さな音にしたり
録画して後で見たりするなどの配慮をしましょう。
② 日中はなるべく太陽の光を浴びさせよう
朝は長く雨戸やカーテンを閉めたままにせず、
日の光を部屋に入れてあげましょう。
日中お散歩するのも、日光浴にもなりますし、
体内時計を調節する助けにもなります。
ただ、季節にもよりますが、
外出する時には防寒対策、紫外線対策など
忘れないようにしましょう。
それから、お昼寝の時は部屋を暗くしすぎないようにしてください。
暗いと夜だと思い、赤ちゃんの体内時計が狂ってしまいます。
あまり長いお昼寝も、夜寝られなくなるので、
避けた方がいいかもしれません。
我が家の子ども達は、
昼夜が逆転することはありませんでしたが、
家でも保育園でも、お昼寝をすると2~3時間は寝てしまうので、
夜寝るのは10時頃になってしまいます。
主人は「子どもは9時には寝るものだ!」とよく怒っていましたが、
お昼寝をしなくなると9時には疲れて寝るようになりました。
子どもの睡眠リズムも必要な睡眠時間もそれぞれですから、
あまり神経質にならないようにしましょうね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
この記事が気に入ったら「いいね!」してね