その子らしさを引き出す~0歳から始める問いかける育児~
人は一人一人違っているしそれぞれの個性があります。
赤ちゃんであっても周りにいる同じくらいの子をみてみても
やっぱり一人一人違います。
その子らしさを存分に尊重できる環境とは
どんな環境だと思いますか?
私はその子を受け入れ、
その時々に自分の意思で選択させることだと思います。
その一つの手段としてコーチングは有効です。
この場合のコーチングとは
問いかけにより本人の中で起こる
自分とのコミュニケーションを加速させることです。
これは自分の意思で選択する力を育みます。
年齢にもよりますが、例えば
・今日はこっちとこっちどっちの道で行く?
どうしてこの道を選んだの?
・ママは今○○した方がいいと思うんだけど
あなたはどう感じてる?
・〜に行くために○時までに家を出る必要があるんだけど、
どうしたらいいと思う?
などなど些細な事から様々な問いかけをすることが可能です。
例え相手が0歳であっても、
・ママは〜がいいと思うけどあなたはどう思う?
・今日はお外に出るのとおうちにいるのどっちがいいかな?などなど。
返事が返ってこなくてもいいのです。
あなたは私とは違う。
あなたにはあなたの気持ちがあり意思がある。
ということを知らせることも大切です。
そして何より、子どもに問いかけるということは
「あなたのことを尊重している」ということです。
あなたの意見をママに聞かせて。
そんな姿勢で接してもらったのなら
きっと自分の考えを自分の中に込めるだけでなく、
そこに気がつきそれを発信していく、
そして実行していけるのではないでしょうか。
あなたはどれだけ子どもに問いかけていますか?
私とあなたは違う。
あなたの人生を私は知りたい。
そんな姿勢を感じたら
子ども自身も自分にフォーカスを持ち続けられるのではないでしょうか?
親だから大人だから教えてあげなきゃ、ではなくて
子どもの内側に既にあるものを
大切に大切に見つめ育ててあげることは
個性を伸ばす上でとても必要な姿勢なのではないでしょうか。
アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。
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