イライラしないように!ではなくて、イライラしたその後に。
我が家では、
2人目が生まれてから私自身の余裕がなくなることが増え、
イライラすることも多々あります。
子供が寝てから寝顔に謝る、
という話もよく聞きます。
本当に綺麗事ではできない子育てなのだと思います。
それもこれも私たち親もひとりの人であり、
時間はひとり24時間と限られています。
そして子供一人一人のコンディションや先読み、
色んな段取りを考えながら今をやりぬく。
そんな連続の中ではついつい余裕がなくなったり、
自分自身の体調不良に陥ったりと
いつもなら見守れることもできない時ってあると思います。
でも自分のことを責める必要はないと思います。
イライラするということは
何か猛烈に自分の中からサインが出ているということです。
例えば
もうこれ以上頑張りすぎると倒れちゃうよ、心が折れちゃうよ、だったり、
私だって頑張ってるんだよ、これ以上どうしたらいいのという行き場のない感情だったり。
それを感じるのは悪いコトなのでしょうか?
そして、これから大人になる子供たちも
一度もイライラしないということはあるのでしょうか?
私たち親が完璧である必要なんてないのだと思います。
大切なことはイライラしないことではなく、
イライラした後に本人の顔みて、それを説明し、
悪いと思ったら謝っているか、ということです。
「さっきは、あの時は、
ついつい余裕がなくなってイライラして〜しちゃってごめんね。
本当はこうしたかったんだ。
ママもイライラしてそうなっちゃう時もあるんだよね。
あなたのことが嫌いで〜した訳じゃないんだ。
嫌な思いさせて、ごめんね。
ママはあなたのことが大好きなんだよ。」
と。
人だからこそ感情を感じ、伝えることができます。
そんな人として感情とどう向き合うのかを
等身大で伝えていくことも、
子供たちにとってとても大きな意味のあることなのではないでしょうか?
イライラしない、をやめて、
ありのままの自分を受け入れてあげてくださいね。
アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。
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