0~3歳、どこまでやらせていいの?

ネンネ期、お座り期の赤ちゃん時代、
イタズラなんて想像がつかなかったかもしれません。

動き出して外の世界に興味が湧いてくると
色んなことを自分の手で知りたいという好奇心がより強くなっていきます。

正直、どこまで見守ったらいいの?
何がダメで何がOK?
ほとんどの方が一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?


我が家の息子の時もそうでした。

本人のやりたいことを応援しようと出産前に決めていた我が家では
0~3歳の無意識的吸収の時期は基本的に全て見守る姿勢でした。

1歳過ぎからお水を一度触れば水道から流れてくるお水を触り続け、
止めれば大泣きということも日常茶飯事。
何分間も、時には何十分も出し続けたことも多々あります。

カート、ベビーカーなど身動きが取れにくいものを嫌がりほぼ乗らず。
無理やり乗せる選択肢もありますが、
その当時は子どもも一人だったため、
可能な限り本人の意思を尊重していました。
そのためスーパーへの買い物は
ネットスーパーに切り替えてほぼ行かない時期もありました。

3歳を過ぎ、意識の時代に入ってくると一気に自立し始め
自分のことを自分でコントロールできることが増え、
こちらも楽になることが増えました。


0~3歳、本当に大変な思いをしましたが、
今では本人の「やりたい」を尊重し見守る姿勢で良かった
と思っています。

落ち着く時がくると分かったからです。(笑)
いつまでもトイレのお水を流し続けている訳ではないし、
水道のお水も流し続けるわけではない。
いつまでも机の上に登り続ける訳ではないし、
何度も何度も階段を上り下りしたがることはない。
数年以内に終わる時がきます

0~3歳、本人の意志だけではなく奥底から突き動かされて行動する時期。
この世界を一生懸命全身で学んでいる時期。
脳も急速的に発達し、完成に近づく時期。
指先や足など自分の意思で動かす準備をしている時期。
鍛える必要があります。

0~3歳、この時期は人生の土台を創るときです。
家庭のルールを明確にして、
自分がこれだけは許せない、NGということを明確にして、
それ以外は思い切って全部OKとしてみませんか?


いざ考えてみると、これって本当に絶対ダメなのかな?
と絶対にNGなことって意外とないのではないでしょうか。

例えば人に迷惑にならないことはNGといっても
人によってはそれを迷惑と受け取らないこともあります。


他人基準ではなく自分基準でぜひ考えてみて下さい
細かければ細かいほど過ごしやすいと思います。

とても大切な0~3歳の時期に、
親子ともどもより幸せでより豊かな時間を過ごせますように。


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。