気になる・・・最近の小学1年生事情
夏、長男を日本の小学校に短期入学させた時のことです。
正直、今の小学生は大変だ!と思いました。
それは何かというと、宿題の量です。
音読、計算カード、プリント、ドリル、
鍵盤ハーモニカの練習といったものが、毎日あるのです。
うちうちの子はひらがなもマスターしていなかったので、
学校から帰ると2~3時間は宿題をする羽目に遭いました。
私が小学生の頃は、宿題は5分10分で済ませて、
後は友達と遊んでいたものです。
もちろん、他のお子さん達は4月から
教わってやり続けていることなので、
うちの子ほどは時間がかからないと思います。
でも、もうひとつ何が大変かというと、
親がついていないと宿題ができない点です。
音読は聞いてあげなければいけませんし、
計算カードは時間を計ってあげなければいけません。
家事をし、他の子の面倒をみながら
宿題に付き合うのも、なかなか大変です。
すべての小学校がこのような状況とは思いませんが、
全国的にこのような傾向にあるようです。
小学生くらいなら、
まだまだ「遊んで学べ」でいいと思うのですが、
小学1年生で習うひらがな・カタカナ・漢字は、
読み書きの基礎中の基礎です。
たし算もひき算も、これからの計算の基礎になります。
小学校1年生といえば、
まだ幼稚園から上がったばかりで、
リズムも変われば様子も変わり、
精神的に少し不安定になる子もいます。
なかなか大事な学年なので、
励ましながら大切にみてあげたいですね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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