離乳食が進まないときに・・・

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「離乳食なんで食べてくれないの!!!!!
せっかく作ったのに・・・」

周りに言っても、
ネットで調べてみても、
「食べない子は食べないから」と。

そんな言葉聞いても、
正直全然響かない。

頭では「食べないなら食べなくてもいいや」と思いつつも、
実際に自分の周りに食べない子がいないし、
このまま食べなかったら
この子の体はちゃんと成長できるのかな…
と不安がたくさんになっている。

いっぱいいっぱいになって
子供にイライラして当たってしまったり。
そしてそんな自分にびっくりするし、
私はなんでこんなに心が狭いのだろう、と自己嫌悪。

「こんなお母さん、きっと嫌だよね…ごめんね…」

これは実際にあった私の友人の体験談です。

その友人は、ある日気が付いたのです。

自分の姉が子供に
「今日は楽しかったね、
明日はもっと楽しい一日になるかな?」
と笑顔で話しかけている姿。

姉はいつも楽しそうに育児をしている。

「そうか、赤ちゃんの時は一瞬なんだから、
楽しまないともったいない!!」

もう、この時は戻らない。

その日から、離乳食を食べない
子供に対して、食べなくても
「今はそういう気分なんだね、一緒にご馳走様しようね。」と
穏やかな気持ちで接することができるようになったそう。

その時の自分に伝えたい言葉は

「もしかしたら実は今、子供と
向き合っていないのかもしれないよ?
あなたが今向き合っているのは、
子供ではなく、自分だったりして?」

だそうです。

ママは頑張っています。
そして、子供のことに関して、責任が
自分にあるように感じてしまうこともあると思います。
でも一歩自分から離れて自分をみてみると
気がつくことがあるかもしれません。

そして、子供は子供のペースで
しっかり生きているからこそ、
そこを信じて向き合ってみることも
一つの手段かもしれません。


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アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。