好き嫌いではなく実は咀嚼力や食感が問題?~離乳食&幼児食編~
生後5、6ヶ月から始まる離乳食。
その後順を追って1歳〜1歳6ヶ月で離乳食の完了となります。
1歳を過ぎてからその子によっては
急に好き嫌いが出てきた、という話も聞きます。
昨日までは食べていたはずのものを
次の日には食べなくなったとも…
この子供の好き嫌いにお悩みの方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私はちょうど息子が1歳過ぎの頃に
市で主催の1歳からのトイトレ&食事についての教室に参加しました。
その教室では、この頃に食感の変化も起こりやすく、
例えばブロッコリーは口に入れ噛んでいくと
小さなつぶつぶが口に広がり
食べにくく感じる子がいると言っていました。
このように、そのものが嫌いというよりも
『食感』が原因の1つになっている場合があるようです。
我が家もトマトは生で食べないけれど
スープなどに入れれば食べたり、
と食感を変えることで食べることがあります。
また、子供の好き嫌いには
咀嚼力の発達も大きく関係しているようです。
離乳食では順を追って、
食べ物のかたさに変化をつけて行きます。
これは顎の発達を促します。
十分に顎が発達していれば多少かたいものでも
しっかりと噛み砕くことができるため
問題なく食事を摂ることができます。
現在、残念ながら口を閉じて
ものを食べることができないなど、
顎が十分に発達できていない子が増えているようです。
その時のその子の状況に合わせたかたさのものを用意し、
成長をサポートできたらいいですね。
いつまでも柔らかいもの、ではなく
時期が来たらかたいものへも
挑戦していく必要がありそうです。
市区町村の育児担当の窓口に問い合わせると
食事面での相談も受けてくださるところが多いと思います。
不安な点はぜひ専門家の話を聞きつつ、
好き嫌いの裏に隠れている顎の発達等も
見逃さずに過ごして行けたらと思います。
アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。
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