完母だから大丈夫!ではなく完母だからこそ気をつけたい病気

完母だから大丈夫!ではなく完母だからこそ気をつけたい病気

出産後母乳が出るなら、
母乳で育てたいという方は多いのでしょうか?

完全母乳、
いわゆる完母で育てている方もいらっしゃると思います。

免疫が赤ちゃんに届けられるとも言われていますので
母乳に越したことはありません!

でも現代ではその完全母乳育児が必ずしも1番いいとは言えないようです。
それは栄養面です。

 

完全母乳育児のみなさんは
ご自身が摂取する栄養のこと、
しっかり栄養素のバランスを考えて摂っていますか?

現在ビタミンD不足で起こる”くる病”という病気が
完母育児の方に多いそうです。

テレビやネットでの記事、かかりつけ医の掲示物と注意喚起を目にします。

 

くる病とは、お座り、立つ、歩く、O脚など
ビタミンD不足による骨の発育が遅れたり異常が出る病気のようです。

ビタミンDはカルシウムの吸収を高め、骨の発育に必要です。
しかし母乳育児ではビタミンDの摂取量が足りず、
不十分になることがあります

また、離乳食の時期を遅らせたり
アレルギーを気にして卵等の摂取を遅らせたりすることで
起こることもあるようです。
(※アレルギーがあることがあるので注意は必要です)

他にも、日光浴でも皮膚でビタミンDを生成することができますが
紫外線を気にして過度に日焼け止めを塗ったり
陽に当たらなかったりという状態が続くとビタミンD不足に陥り、
くる病になることがあるそうです。

 

とここまで書きましたが、
私は医療従事者ではないので、
実際にどんな病気なのか、ということは
気になる方はぜひご自身で調べ
正しい知識を持ってもらえたらと思います。

真実は自分で情報を掴む、という姿勢は
我が子を守るためにとても大切なことです。

完母だからいい!ではなくて、
母乳は最良ですが、完全ではないという心得が必要なようです。
完母の方はぜひ離乳食やフォローアップミルク、
日光浴などについても検討する必要がありそうです。

ただ単に「この子は発達がゆっくりだなあ」
という訳ではないことがあるということです。

ぜひご自身で調べてみてくださいね!

 


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。