ついつい、子どもに怒っていませんか?
子どもを叱る時、ついつい
怒ってしまっていることはありませんか?
叱るというのは教育的な指導ですが、
怒るというのは感情です。
国語辞典をみると、
「怒る」に「叱る」の意味が含まれますが、
「叱る」に「怒る」の意味はありません。
とはいえ親も人間、
理屈通りにはいかなくて当然です。
しかも相手はかわいい我が子ですから、
そんな子が悪いことをしたり言うことを聞かなかったりすると、
ついついかっとなってしまいます。
フランスでは子どもを叱る時、
「自分の部屋へ行って反省してきなさい!
落ち着くまで部屋にいなさい!」とよく言います。
これは、
叱ることで感情的になっている子どもだけでなく、
大人にもいい効果があります。
そのまま叱り続けると、
きっと感情が高ぶって怒ってしまうでしょう。
そうなれば、子どもの方も感情的になって、
大泣きしたり怒ったりするかもしれません。
でも、その前にお互いに距離をおけば、
いずれ感情は静まり、自分の部屋を出る頃には
子どもは平常心を取り戻しています。
反省しているようなら
そのままそっとしてあげてもいいですし、
そうではないようなら
なぜ叱ったのか子どもにちゃんと説明してあげるといいでしょう。
それでも
もし怒ってしまった時は、
後で子どもにひと言「ごめんね」と伝えたいですね。
参考文献
http://chigai-allguide.com/%E6%80%92%E3%82%8B%E3%81%A8%E5%8F%B1%E3%82%8B/
http://www.shinga-farm.com/parenting/scold-basic-rules/
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
この記事が気に入ったら「いいね!」してね