子供を怒る前にしておきたい心の準備

子供を怒る前にしておきたい心の準備


自分のお子さんや甥や姪などの家族の子供、
そして身近な子供たち。

子供が徐々に大人になるにつれて、
危険なこと、教えておきたい躾やマナーなど
どうしても注意しておきたい場面や怒りたくなる場面が
多く目につくかもしれません。

なかにはその時についつい感情的になって
声を荒げてしまうこともあるかもしれません。


「いけない」
「謝りなさい」
「どうしていい子にできないの」

町中でこのようなフレーズを大きな声で
子供に言っている場面を何度か見たことがあります。

その時に私が感じたのはそもそも、
その子はそれをする時にいけないことと
分かってやっていたのでしょうか?

悪いことをしていると思ってやっていたのでしょうか?

そして、それは誰にとっていけないことだったのでしょうか?


分からないから間違えてしまったのかもしれないし、
まだ多くの表現方法を知らないため、
それしか伝える方法が分からなかったという場合もある。


親は客観的に見ていること(見える)が多いため、
ついつい、自分の目線で伝えてしまうことも多いのだと思います。

でもその前に大事にしておきたいこと。


その子はどうしてそうしようと思ったのか?


それはいいと思ったからしたのか、
いけないとわかっていながらしてしまったのか?

という目線です。

それをいいと思ってしている場合と
いけないことだとは分かっているけどしてしまった場合で、
こちらが何を伝えるべきか変わってくると思います。


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先日、こんなやりとりを見かけました。

小さい赤ちゃんの近くでボールを上に投げて
キャッチするという動作をしていた5歳位の男の子がいました。

「それをすると危ないの、分かっていてやっていたの?」
と尋ねるとその子は、

それが赤ちゃんにとって危険であることは
気づいていませんでした。

「このボール、思い切りあなたにぶつけていい?」

「いやだ」

「そうだよね。赤ちゃんのそばでそうしていたら、
赤ちゃんにもぶつけちゃうかもしれないよ。
危ないからもうやめようね」

「うん、わかった!」
と。

これとは別に悪気があって
やっているケースもあるかもしれません。

それは子供からのもっとこちらを見て欲しいというアピールだったり、
他にもいろんな理由があるのだと思います。


しっかり子供に伝えたいのであれば、
まず結果論で怒るのではなく、
その経緯を同じ目線でぜひ聞いてあげ、
共感していくということを実践していただきたいと思います。


怒る前に同じ目線になり、
その子の本当の心の中を一緒に整理してあげる、

そんな親の姿勢はきっと子供の心の中に
とても心強く感じるのではないでしょうか。

 


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アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。