忘れがちだけど大切な声がけ《0歳児から》

忘れがちだけど大切な声がけ《0歳児から》

日常生活の中で、あなたは
どれほどの声がけをお子さんにしていますか?

例えば0歳児、まだお喋りどころか声も
あまり出さない子もいるかもしれません。

そうなるとついつい忘れがちだけど大切な声がけ。
それは『今から●●するよ』ということです。

例えばオムツ替え、
無言でいきなり変えていませんか?

例えばお出かけの出発のとき、無言で靴をはかせ
ベビーカーやチャイルドシートに乗せていませんか?

今からこんなことやるよ、
今日はどこへ行くよ、など、
これから行うことの予定を子供へ伝えることで
子供自身の不安な心が解放されることがあります。

実際、自分自身が無言でそうされたら
相手に不信感やどうなってしまうのかと不安になると思います。
子供も同じです。

例えば水族館に家族と行くとして
「これからママとパパと◯◯と3人で水族館に行くよ。
水族館はお魚がたくさんいるところだよ。
海も見えるかもしれないね。だからまず靴をはこうね」
など、これから起こることの
見通しのつくような説明を付け加え子供に話かけます。

このように話しかけることは
触れる語彙も増えるので言葉の発達のためにも効果的かと思います。

もしまだ言葉がわからない時期であっても
このようなコミュニケーションを
両親が早くから習慣にしておくことで、
自然にできるようになります。

また、言葉がわからない時期や話さない時期は
言葉を収集している時期でもあります。

たくさん子供に話しかけ、
親子のコミュニケーションの時間を
より楽しいものにできたらいいかなと思います。

 


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アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。