肩に力を入れない育児を~母乳育児編~
母乳育児がますます推奨されている今、
生まれてきた赤ちゃんを母乳で育てたい、
そう思う新米ママも多いと思います。
母乳は体だけでなく心にも栄養を与える、
そんな話を聞けば、余計に頑張ろうと思いますよね。
ただ、母乳の出が悪かったり、
母乳が足りていなかったり、
思ってもみなかったトラブルに直面した時に、
ママは自分を責めてしまう傾向があります。
そんな時は少し、考え方を変えてみましょう。
母乳育児にもデメリットがあるのを、ご存知ですか?
実際に飲んでいる量が分からず、
ミルクと違って一定間隔を開けなくともあげられるので、
赤ちゃんによっては授乳が頻繁になることもあります。
また、夜中の授乳が多いのも、母乳です。
母乳は、赤ちゃんの吸引の刺激がなければ
分泌が増えませんから、逆に夜中の授乳も推奨しています。
そして、一番のデメリットは、他人に預けにくいことです。
ところが、母乳とミルクの混合育児であれば、
パパもミルクをあげることができますし、
他人に預けやすくなります。
また、赤ちゃんにも好みがあって、
母乳が大好きな子もいれば、
ミルクが大好きで結局母乳が出なくなって完全ミルクになる子もいます。
そんな時は割り切って、赤ちゃんの好みに合わせてしまいましょう。
心の栄養は母乳だけでなく、
スキンシップや語りかけなど、
いろんな方法で与えることができます。
母乳育児が思ったようにいかなければ
がっかりするのは当然ですが、
赤ちゃんのお世話はノンストップですから落ち込んでいる暇もありません。
なるべく前向きに、考えていきましょう!
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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