赤ちゃんの「黄昏泣き」はどうしたらいい?
生後3か月頃になると、夕方に理由もなく
赤ちゃんが泣くようになることがあります。
これを「黄昏泣き」と呼んでいますが、
正直、原因ははっきりしていません。
自律神経が未発達な赤ちゃんが
昼と夜の切り替えがうまくできずに泣く、
など諸説あるそうですが、解明されていないのが現状です。
おむつは濡れていない。
お腹が空いているわけでもない。
寒い?暑い?
ママはいろいろ自問自答しますが、
原因がないのであれば対処のしようがありません。
2か月になる私の妹の赤ちゃんはある日、
おばあちゃんの家に夕方遊びに行くと全く泣き止まなかったのに、
仕方がないと家に帰るとぴたりと泣き止んだそうです。
季節にもよりますが、どうしても泣き止まない時は
私もよく外に連れ出したのを思い出します。
外の空気に触れることで気持ちよくなりますし、
抱っこ紐で歩くリズムを感じたり、
ベビーカーでごとごとと揺られたりすれば、
赤ちゃんはもちろん、ママもパパも気分転換になりますよね。
「黄昏泣き」は
夕食を用意する時間と重なることも多いのですが、
そんな時はこれも赤ちゃんとの信頼関係を築くためと思って、
赤ちゃんに付き合ってあげましょう。
毎日必ずそうなるわけではなく、
またずっと続く現象でもありません。
まずはおむつなどをチェックして、
これは黄昏泣きかな?と思ったらまず、抱っこしてみましょう。
それでもダメなら、思い切って外に出かけてみてくださいね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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