わからないだろうと思って簡単に説明しようとしていませんか?

わからないだろうと思って簡単に説明しようとしていませんか?

 

何歳になっても子どもは可愛く、
やっぱり子どもだなあと感じてしまう。

 

私の母は今でも
私たち姉妹が困っていれば助けたくなる、
子どもはいつまで経ってもやっぱり自分の可愛い子どもなのだ、
と言います。

だからこそ、どこかまだ
これは分からない、できない、心配という感覚を
大きくなってからも持ってしまうのではないでしょうか?

2歳くらいになると
もう大人が使う普通の言葉で説明して良いと思います。
むしろ0歳からその姿勢でもいいのではないかと私は思います。

 

我が家では0歳から大人が使う言葉で、
物事を説明するようにしていました。

そして2歳の後半になり、
何で○○なの?という何で何で時期に入り、
いろんな疑問を投げかけてくる時、あえて専門用語や
今まで息子が聞いたことのないような言葉を使ってみるようにしてみました。

すると、
簡単な言葉で説明すると更に何で何で?と言うのに対して、
難しい言葉を教えると満足したように、
質問をピタリとやめることがありました。

 

子どもは新しい知識を欲しがっています。
まだ分からないから、と言う前提は持たなくていいのです。

むしろ、まだ分からないことが多いからこそ、
子どもに新しい言葉や知識を存分に教えてあげるのです。

 

まだ2歳、まだ○歳、ではなくて、
もっともっと子どもの力を信じて
この世界のたくさんの真実を教えてあげる。

そうすることで子どもは学ぶ意欲が増し、
更に色んなことを知りたいという好奇心が育ちます。

 

あえて子どもに難しい言葉も使ってみる。
ぜひお試しくださいね。


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。