新米ママの悩み・・・授乳の苦労体験
息子が生まれ、私が新米ママになってすぐに
育児の悩みに直面しました。
母乳をなかなか飲んでくれなかったのです。
母乳を嫌がったわけではなかったのですが、
おっぱいを口に含んだとたんに、寝てしまうのです。
でも、おなかが空いているのですぐに起きてグズリ、
おっぱいを飲ませようとすると、また寝てしまう。
“飲めない” “寝られない”の負のループでした。
保健師さんや助産師さんに相談しても
「片方のおっぱいを10分、もう片方を10分で授乳してください。」
と言われ、すぐ寝ちゃうんですと訴えても
「それでも、10分ずつを目安に授乳させてください。」
と、繰り返されるだけ。
10分どころか3分も飲ませられない私は、
母親失格かもしれないと悩み、実家の母に話してみました。
すると、
「あんたなんて、一回の授乳に2時間かかったんだから。
10分で止めていたら育たなかったわよ。」と。
なんと私は、吸う力が弱く
チュクチュクと満足するまで2時間も飲み続け、
一時間後にはまた次の授乳の時間が来ていたらしいのです。
まだ幼い姉もいた中で、2時間の授乳。
それに比べれば、まだマシだ。
そう思うと肩の力が抜け、
10分というのは一般的な数字で、
この子は3分の授乳で育つ子なのかもしれないと、気が楽になりました。
そして、いつの間にか
グビグビとよく飲むようになり、
一か月後には、吸う力が強すぎて
私は背中の筋まで痛いというくらいでした。
今から思えば、生まれてからたった1年で
歩くまでに成長する赤ちゃんが、
何か月も同じ姿のわけがありませんよね。
数週間、数日でどんどん姿が変わって
ママの悩みもどんどん変わっていきます。
悩んでいる新米ママさん、育児がんばっていますね。
大丈夫!その悩み、1年後には
もう懐かしくさえ感じられるはずですよ。
Sachiko
長年、保育士として多くの子どもたちと関わってきたが、発達凸凹児な息子の通学に付き添うため、息子の就学を機に保育の現場を離れる。子ども用品の裁縫やウクレレを趣味としており、現在小学2年生の息子と凸凹な毎日を謳歌中。
息子にとって「わかりやすい生活」は、みんなにも「わかりやすい生活」。そんな生活づくりを日々目指している。
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