抱っこ紐は、新生児のお世話の強い味方!
今はいろんな良質の抱っこ紐があり、
新生児から使えるものもあって便利になりました。
私は、長男が生まれる前に人からもらった育児本に、
スリングが便利な上に、新生児が背中を胎内にいた時の
C型の状態に保つことができてよい、
とあったのを鵜呑みして、
3人ともスリングで抱っこしていました。
確かに、どんなに泣いていても、
スリングで抱くと落ち着くのか、泣き止んだり寝たり、
長時間の移動もぐずることなくできて、便利でした。
外での授乳の目隠しとして、
また、泣かれて家事がはかどらない時、
保育園でなかなか寝ない時にも、スリングが大活躍。
ただ、スリングは片方の肩に負担がかかるので、
肩を換えられない人には肩や背中への負担が大きくなる可能性があります。
そんな肩への負担を軽くできるのは、ベビーラップです。
ベビーラップとは、
幅が約50cm、長さが5mもある大きな布で、
綿素材でできていますが、伸縮性があります。
金具やフックといったものが一切ついていないので、
巻き方を覚えるのが少し大変ですが、
使い慣れれば赤ちゃんとの密着度が高いので、
赤ちゃんの安心感も高まります。
また、新生児に合わせた巻き方をすれば、
赤ちゃんが胎内と同じ姿勢でいられるので安心できるだけでなく、
後々の成長によい影響をもたらすという、育児の強い味方です。
フランスでもとても人気で、
ママだけでなく、パパも使っているのも見かけました。
ただ、ベビーラップは密着する上に
何重にも巻くので、日本の夏には不向きです。
私の子ども達は、猛暑で30度を超える日でも
汗だくになりながらスリングの中で寝ていましたが、
普通の抱っこ紐と両用するという手もありますし、
移動にはベビーカーもあります。
抱っこ紐はいずれも、背中などに負担がかかるものなので、
無理のない程度に使用してくださいね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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