どうするテレビやスマホ!見せる見せない?の前に大切なこと

どうするテレビやスマホ!見せる見せない?の前に大切なこと子どもにテレビやスマホは良くない

何となくそんなイメージを持ちつつ
見せているという方も多いのではないでしょうか?

 

実際には年齢により発達段階が違うため
“子ども”と一括りにはなかなかできない部分があると思います。

0〜3歳くらいまでは
言葉の習得に遅れが出たりコミュニケーションにおいて影響が出ることがある
と言われていたり、
テレビの内容より映像が移り変わることに反応しているだけだという説があったりと
何だかんだよくないことばかりに思ってしまうと思います。

 

また、モンテッソーリ教育では
0〜6歳までは具体物から学ぶ時期、現実世界を学ぶ時期であり
原体験から学ぶことを大切にされています。

小学生くらいになればゲームも流行っていたりと
テレビやスマホ以外のデバイスも身近な存在になるかもしれません。

小学生になっても目が悪くなるかな、他のことに向かう時間が減るなぁ、
などマイナス面に目がいってしまうこともあると思います。

 

しかし。
時代は私たちが育った時代とは変わっています。

そして今の子どもたちが大人になる頃には更に進化しています。
テレビ、スマホだけでなくAIも更に身近になる時代がきています。

これからの時代に必要なことは
テレビやスマホを見せない努力よりも
どんな風に付き合っていくのかを教えることです。

また、発達に合わせ
その付き合い方を親が考えるということも大切です。

 

もっとテレビやスマホから離れてほしいのなら
現実世界での楽しみを見つけられる工夫が必要かもしれません。

また、家事をする時間だけ見ていてもらいたい時などは
こちら側が罪悪感なく、テレビやスマホに頼るということも大切です。

 

あるのですから、それをどう使うのかは自由です。

制限ばかりではなくメリット・デメリットを認識した上で
今一度どんな風に付き合えたらそれぞれが気持ちよく過ごせるのか、
そんな視点で考えてみてもいいのかもしれません。

 


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。