子どもの服を「ダーニング」でちょこっとお直し

子どもの服って気がつくと、穴が空いたり、汚れていたり…
そんな洋服を「ダーニング」でちょこっとお直ししてみませんか?

手芸が好きな09news編集部・服部です。
子どもの服穴が空いていたり、
汚れなんて日常茶飯事ではないでしょうか。
着古した服なら処分したり、
掃除用のウエスとして再利用もできますが、
買ったばかりだったり、
お気に入りの服だとがっかりしてしまいますよね。

「ダーニング」をしてみませんか?

ヨーロッパの伝統的な「ダーニング」という方法を
ご存知ですか?
主に、靴下の穴の修繕する方法として、
数年前から日本でも流行っています。
いくつか書籍もあり、
本屋さんの店頭で見かけたことがある方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

最近、この「ダーニング」を使って
子どもたちの服を修繕しているので、ご紹介します!



今回は娘のジーンズを
ダーニングしてみました。
ちょっと油性で書いたような点が
あるのわかりますか?




本来は、
ダーニングマッシュルーム
というものを使用するのですが、
手に入れるのがなかなか難しいので、
私は今回、100円ショップのセリアで販売していた
「カンバッジキット」を代替品として使いました。



※イメージ図:こちらはセリアのものではなく、モノタロウのサイトで販売されているものです。

                                                           


このカンバッジの面部分をジーンズの裏から当てて、輪ゴムで括ってみました。
糸はクローバーさんのダーニング糸を使用しました。                                                                

今回、「野口光の、ダーニングでリペアメイク
(野口光著、日本ヴォーグ社出版)という本を参考にしました。
初心者でもとてもわかりやすく、
いろいろなダーニング方法が載っているので、おすすめです!

出来上がりがこちらです!

本に掲載されている方法を参考に
3色の糸を使って、ダーニングしてみましたが、
ほかの箇所も同じようにダーニングしてみたり、
形を変えてみてもかわいくできそうだなと感じました。

また、別のダーニング方法で
息子のスパッツもお直ししてみました。
こちらは気が付いたら、股の部分に穴が開いていました。
「なんでこんなところに!?」と思うのですが、
同じような経験を持つママ、
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。



これなら普段着として充分使えます。

また、子どもの服をダーニングすることによって、
「物を修繕して長く使う」ということを
子どもにも身近に感じてもらえると思っています。

穴が開いてしまったり、汚れた服を見つけたら、
「ダーニング」のこと、思い出してもらえたら
嬉しいです。



09news編集部
服部可奈子(はっとり かなこ)

神奈川県横浜市在住。5歳・4歳・1歳の3児の子育てに奮闘中。
出産を機に裁縫をはじめ、今では作った服を子どもに着てもらうのが
生きがいです。
皆さまの育児にお役に立てる情報を提供してまいります!