離乳食、どうしていますか?
離乳食は、
育児中の悩みのひとつでもあります。
離乳食本を見れば、
バランスを取れた素晴らしいメニュー例があり、
友達は自分の作った手の込んだ
離乳食の写真をSNSに載せている・・・
そんな些細なことがプレッシャーになっていませんか?
フランスでの離乳食は、至ってシンプルです。
最初は、にんじんやインゲンなどの
食べやすい食べ物を蒸すか茹でて、
ミキサーにかけてピューレ状にしたものから始めます。
ミキサーにかける時に、
蒸した時に使ったお湯や茹で汁を加えて、
硬さを調節します。
りんごをベースに、バナナや梨といった果物を
砂糖なしで煮込んでピューレ状にした
「コンポート」も、デザートとしてあげます。
徐々に野菜や果物の数を増やし、
6ヶ月以降になれば米やイモ類も始め、
9ヶ月を過ぎたらピューレに
バターを加えて少し味付けをします。
歯の生え具合によって、1歳前後には
完全に潰さない野菜などもあげるようになりますが、
夜は消化しやすいようにと
ピューレや野菜スープをあげる家庭が多いようです。
どうですか?
赤ちゃん用にだしをとったり、
ソースを作ったり、そんな手間は全くなしです!
しかも、野菜の味そのものを味わえるので、
そのおかげか我が家の子ども達は偏食が少ないです。
ピューレは製氷皿で凍らしておけば、
必要な量だけ解凍して使えるので、
週末にまとめて作ると便利です。
時間や気持ちに余裕のある時は、
凝った離乳食を作るのもいいですが、
疲れているときは無理をせず、
市販の離乳食も利用してくださいね。
大変だとひとり悩まずに、
上手に手抜きをして、
楽しく育児をしましょう。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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