イヤイヤ期が来る前に作っておきたい親子関係

イヤイヤ期が来る前に作っておきたい親子関係

魔の2歳児とも言われるイヤイヤ期。
これから迎えるママにとっては、
ドキドキ?ワクワク?

子どもの成長は嬉しいけれど、
やっぱり不安もありますよね。

1歳ころのしつけが、
イヤイヤ期の大変さを左右する!

と言っては少々大げさかもしれませんが、
この頃に親子関係を
しっかり作っておくことが大切です。

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2歳ころのイヤイヤは有名ですが、
1歳ころの脅し泣きってご存知ですか?

時々、お店や公園で
「買ってほしい」「帰りたくない」と
泣き叫んでいる子どもを見かけませんか?

人前で泣き叫べばママが困ることを感じ取っていて
言うとおりにしてくれないと、もっと騒ぎ続けるぞ!
と言っているような泣き方です。

泣き叫ぶ以外に、キーキー声を出したり
グニャリと脱力して
全く動かなくなったりする作戦の子もいます。

大切なのは、こういった
子どもの脅しに負けないことです。

親が毅然としていれば、
子どもは「この方法は通用しない」と感じ取って
この困った行動は現れなくなるはずです。

そうすると、いざイヤイヤ期が本格化してきても
子どもと交渉することができるのです。

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例えば、靴を履くのをイヤがっても
別の靴を履くか、長靴にするかなど、
子どもに選ばせるというようなことです。

子どもも、長靴だったらいいかな?
と妥協しやすくなります。

しかし、泣き止ませるために
子どもの要求を受け入れてしまうと
泣き叫べば自分の思いが通るのだと
誤解したまま育つことになります。

イヤだという思いを通すために泣き叫ぶと、
もう親の言葉は耳に入りません。

さらに2歳ころになると泣き方も巧妙になり、
「イタイー!イタイー!」と言って泣いたり
おもらしをしたり、物を投げたり。

子どもも、自分を受け入れてほしい思いで必死なのですが、
とにかく親の言う通りにはしたくない時期なので
本人も泣き止むタイミングを失いがちです。

こんな大騒ぎを朝から何度も繰り返されては、
本当に大変ですね。

ですから、泣き脅しても親は動じないこと、
泣くことと要求を通すことは別だということを
1歳のうちにしつけ、
しっかりと関係を作っておきたいものですね。

 


プロフィール写真

Sachiko
長年、保育士として多くの子どもたちと関わってきたが、発達凸凹児な息子の通学に付き添うため、息子の就学を機に保育の現場を離れる。子ども用品の裁縫やウクレレを趣味としており、現在小学2年生の息子と凸凹な毎日を謳歌中。
息子にとって「わかりやすい生活」は、みんなにも「わかりやすい生活」。そんな生活づくりを日々目指している。