イヤイヤ期!これを知っていると楽になるかも?
1歳6ヶ月を過ぎた頃から自分で選ぶことや
意思を伝える力が強くなり始め
2~3歳をピークに良く聞く
“イヤイヤ期” と呼ばれる時期に入ることが多いかと思います。
このイヤイヤ期、みなさんどのように過ごしていますか?
親である前に1人の人間。
毎日手を焼き、振り回されていると
こちらもストレスフルになり、
いつしか心に余裕がなくなり怒ってばかり、
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
知っているだけで楽になる知識があります。
実はこのイヤイヤ期と呼ばれる期間は、
モンテッソーリ教育の「秩序の敏感期」とまさに重なります。
「秩序の敏感期」はご存知ですか?
まず「敏感期」というワードは、
「あることに夢中になる時期」という意味合いです。
また、この場合の「秩序」というのは
子供自身の中に芽生えている
日常生活をおくる上でのルールという意味合いです。
そして秩序の敏感期は0~3歳がピークとなります。
いつもそこにあることが気持ちの良い状態。
例えば、「我が家の息子は開いているドアは閉める」ということを徹底しています。
ドアは閉まっているもの、という秩序なのでしょう。
こういったその子の中の秩序感が
誰かにより乱されることで過剰に反応します。
これが一般的に言われるイヤイヤ期の裏側にあることも多いようです。
例えば、いつもは自分で履く靴を時間がないからといって
こちらが勝手に履かせることで気分を害したりと、
子供自身の中にある秩序を乱したりしていませんか?
この時期には「いつも同じであること」を
こちら側も少し意識してみると
お互いに気持ちよく過ごせるかもしれません。
もしも今イヤイヤ期に頭を悩ませている方がいたのなら、
この秩序感、子供の中のルール探しという目線で子供を観察してみて下さい。
子供の大切にしたいことが見えてくるかもしれません!
アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と第二子妊娠中で子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。
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