泣きじゃくる子どもにイライラが募るとき
子育てをしていると
こんな負の連鎖に陥ることはありませんか?
子供のぐずぐずにイライラして全然理解できない、
ついには泣き出し、更に意味不明…
出た出た…とあきれつつも
こちらもどうもイライラが止まらない。
ある日、我が家でもありました。
どんどん子供の泣き声が大きくなるので
それにつられて私もイライラが大きくなる。
でもこんな質問を試しにしてみました。
「どうして泣いているの?ママが怒っているのが嫌なの?」
2歳の息子は泣きながら
「うん」とうなずいたのです。
最初のきっかけは違っていたのでしょう。
でも次第に怒り出すママの感情に共鳴し、
更に息子は泣いていたのです。
「そっか…ごめんね。ママもついつい
イライラしちゃって怒っちゃったんだ。
でももうこれでおしまいね。」
とそっと抱きしめた時、息子は泣き止みました。
しばらく抱っこした後いつもの息子に戻りました。
子供は本当に素直だなあと
実感させられる出来事でした。
素直過ぎてこちら側が想像しないことで
「それ違うんだよ!」という気持ちを
言葉にできない感情を
グズグズしたり泣いてみたりと
主張することが多々あるのだと思います。
受け入れてもらえたことで
子供はすぐに立ち直り気分を変えることができます。
ママやパパはイライラしないように、
イライラしてはいけないというのは不可能です。
イライラしたっていいのです。
でもそれによってのグズグズなら
すぐに解決できるかもしれません。
もしそんな場面がきたら
一度聞いてみてはいかがでしょうか?
こちらが怒っているのが
嫌だと言われたら素直に謝って、仲直り。
そうやってきっと人同士の
コミュニケーションも学んでいくのだと思います。
アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。
この記事が気に入ったら「いいね!」してね