子どもが噛むように・・・どうしたらいい?

子どもが噛むように・・・どうしたらいい?

1歳前後の赤ちゃんが、
急に噛むようになることがあります。

興奮した時、怒った時、
こちらの気をひきたい時などにみられることもあれば、
遊びでやっていることもあります。

まだ言葉を話せない赤ちゃんの
コミュニケーションのひとつですが、
育児サークルや保育園に連れて行って
他の子を噛むのではないか、
攻撃的な子と思われるのではないかと、
親は悩んでしまいますよね。

しかも、赤ちゃんの歯は
鋭利な刃物のようですし、
加減も分からないので、
意外に痛いものです。

保育園ではよくある話で、
期間の長短はあれ一過性のものですから、
親もお互い様、という感じで見ています。

他の子に噛まれたら痛みを感じますから、
痛いということを学ぶのも保育園だと早いかもしれません。
では、家ではどう対処したらいいのでしょうか?

子どもが噛むように…どうしたらいい1

まず、
噛んだ時にすぐにそれが痛いことを伝え、
「噛んではダメだ」と注意してください。

気をつけなければいけないのは、
その時に過剰に反応したり、
怒ったりしないことです。

赤ちゃんは、
噛んだら痛いということも分かりませんから、
怒ってもなぜ怒られているのか分かりません。

また、長々と注意したり、
後になって伝えたりするのも、
赤ちゃんには効果がありません。

授乳の際に噛まれる場合は、
赤ちゃんの顔を胸に押し付けると離してくれますし、
痛いことを伝えると我が家では
わりと早く止めてくれました。

怒って噛んだ時は、「やめて」などの、
状況に合った言葉を教えてあげるといいでしょう。

痛みをともなうので、
子育てしている中でもちょっと厄介な悩みですが、
これもしつけのひとつです。

すぐに分かるようになるわけではないので、
何十回、何百回と繰り返すことになるかもしれません。

それでも、それがマイナスのイメージに繋がり、
言葉で表現できるようになれば
いずれ止めるようになりますので、
長い目で付き合ってあげてください。

 


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ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。