3人の子育てってどうなの?
子育てのストレス。
子どもが増えると、ストレスも増える?
家族が増えると、食事や洗濯、家事の労働量は比例して大変になってきます。
ましてや、わんぱく盛りの子ども達なら、
食事や排せつ、外遊びや後片付けも一苦労。
身の回りのことをしてあげていたら、気が付いたらもう夕方なんてことも…。
子どもの数が多ければ大変なはず。
アメリカの調査では、
子育てのストレスがピークになるのは、3人目という結果は発表されています。
「1人目、2人目、3人目でストレスがピークに達し、
それ以降になると育児ストレスが下がるのは、
4人目になると、どうあがいても、完璧主義ではいられなくなるから。」
とは、この調査に参加した4人の子どもをもつ母親のご意見。
4人目育児となると、
物理的に完璧を追求できなることがポジティブに働き、
完璧主義の束縛から解放され、ストレスが減少していくというわけです。
つまり、子どもの数が多くなってくると、
4人目以降はできないと諦められる傾向が高く、
3人目まではまだ頑張れるという気持ちが余計にストレスに感じてしまうのですね。
では、3人の子育てってどうなのでしょう。
ただでさえ世の中は少子高齢化。
一人っ子の家庭も急増しているとのこと。
教育費や生活費を考えると、なかなか踏み出せないこともあるでしょう。
でも、3人兄弟のいいところは、
2人だったころはケンカがたえなかったけれど、
3人になったら対立が少なくなる
など、社会性が身につくといわれています。
兄弟での比較もできないので、精神的にもゆとりがうまれます。
あとは、とても家庭がにぎやかになり、
お金にかえがたい楽しい生活がおくれます。
そんな大変だけどにぎやかで楽しい
3人の子育てのストレスを軽くするポイントは
完璧主義を手放すことで、
ストレスが減るばかりでなく、効率よく動くことができるようになります。
育児中は手が回らないことがあって大変な日もありますが、気楽に過ごしていくと、
将来、子どもたちが大人になった時に、それはとても大きな財産になるでしょう。
きっとあっという間にそんな日を迎えられるとおもいますよ。
Sachiko
大学では教員過程科目を履修し、中学校・高校の教員免許を取得する。また前職では地方公務員として行政職を9年間経験し、行政事務と教育委員会生涯学習を担当。青少年教室や団体の事務局、地域全体の子育てや教育活動に関わる。また、県公立図書館等振興方策の作業部員に選任され、図書館のあり方や子どもにとっての図書について多角的に検討する県教育員会のプロジェクトに参画。退職後は、ボランティアで子育て情報誌の編集委員を務めながら地域の子育てサポート事業に参画する10歳、4歳、2歳の3人の子育て中の主婦。
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