ベビーシートやチャイルドシート、正しく使用していますか?
赤ちゃんが生まれる前に、
ベビーカーやベビーベッドなど、
ベビーグッズや育児グッズをたくさん準備しますよね。
そんな準備リストの中のひとつ「ベビーシート」は、
赤ちゃんを車に乗せるときに欠かせないグッズです。
でも最近、私にはとても気になっていることがあります。
それは、ベビーシートを助手席に設置して
赤ちゃんを乗せている人が多いことです。
確かに交通違反にはなりませんし、
まだ月齢の低い赤ちゃんの世話もしやすく、
ベビーシートを嫌がる赤ちゃんも、
少しは大人しく乗っていてくれるかもしれません。
でも実は、これはとっても危険な行為なのです。
① 事故での死亡率が高いのは、助手席
もちろん、事故に遭えばどの席も危険です。
でも、助手席の死亡率が高いのは、
データとして出ています。
赤ちゃんが横にいることで、
運転に集中できないこともあります。
そんな時に事故に遭えば
一番の被害者は誰なのか、よく考えてみましょう。
② エアバッグを解除し忘れた場合の事故による
赤ちゃんや子どもへの危険
エアバッグを解除し忘れれば、
当然接触事故などのショックがあればエアバッグが開きます。
赤ちゃん用のベビーシートの場合、
エアバッグが開いた衝撃でベビーシートが
後ろに吹き飛ばされてしまいます。
また、1歳以上の子どもを
チャイルドシートで前向きに座らせて乗せる場合、
その体はまだエアバッグの衝撃に耐えることができず、
年齢によってはエアバッグで窒息死することがあります。
アメリカでは
「13歳までは助手席は避けたほうがいい」
という研究結果も出ています。
最初は気をつけていても、慣れてくれば横柄になるもの。
ちょっとそこまでだから、泣くから、
と安易に助手席に乗せず、
ベビーシートやチャイルドシートは後部座席に設置して、
赤ちゃんや子どもを乗せるようにましょう。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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