初めての集団生活で気づく子どもの視点

初めての集団生活で気づく子どもの視点

次男が保育所に通い始めて3ヵ月。
今では、お友だちと遊ぶのを楽しみに登園しています。

これまでの育児に悩むこともなく、
誰とでも仲良く遊ぶタイプだったので、
私自身も周りの大人達も何も心配せずに入所式を迎えました。

…ところが、
慣らし保育が終わり丸一日保育所で過ごすようになると、
「明日は休もうかな…」と言い始め、
車から教室までの30メートルが30分以上かかる日々が始まりました。

多くの子どもがそうですが、
朝は嫌がっても迎えに行く頃には
ニコニコと楽しそうにしている息子。

ただ、お友だちの名前や何をして遊んだのかなど
全く話さないので気になってはいました。

そして、家で絵本を読んであげている時にボソッと
「おともだちは、みんな字がよめるんだよ。ぼくだけよめない。」
と涙をポロポロ…。

泣く子ども

『まさか、全員が読めるわけないだろう』とは思いつつ、
本人が読めるようになりたいと言うので、
お風呂などで少しずつ習い始めました。

その後、保育参観があり
絵本を読む子どもの様子を見る機会がありましたが、
やはり殆どの子がペラペラぺラ~とめくって絵を見ているだけ。
そのペラペラぺラ~が
息子にはスラスラ読んでいるように見えていたようです。

大人にとっては些細で気にもしないことが、
子どもにとっては重大で
時には傷ついていることを改めて実感しました。

そのうちに仲の良いお友だちが出来て、
毎朝の葛藤が嘘のように走って教室に向かうようになり一安心。

こうして次男の登所拒否は思ったより早く終息しましたが、
実は、長男の時は夏まで長引く登園拒否に悩まされました。

その当時は毎日必死でしたが、
今では育児に悩むママ達に話せる経験談として
良い思い出になっています。


animal_pandaH.N HANAKO
現在子育てに勤しむ元保育士。第1子を出産後育休をとり復帰したものの、やはり我が子をじっくり育てたいと思い直し、自宅で出来る「住宅模型製作」の仕事を始める。近所に住むお友達と一緒に料理会やお茶会をして、小さなストレスを溜めずにできる限りその場で発散するよう日々努力する。現在、4歳・10歳・13歳の3人の子育て奔走中。