ストレスって、なに?永遠には続かない子育てを、楽しもう!
育児でストレスを感じている人もいるかと思いますが、
そもそもストレスとは何でしょうか?
ストレスは、外部の刺激を受けた時の
「心や体の状態」のことをいいます。
刺激には、プレッシャーだったり、人間関係だったり、
嫌なことを思いつくと思いますが、
実は、外出して受けたり、イベントの準備をして
楽しいと感じることも、刺激のひとつ。
ストレスは嫌なものばかりではなく、
生きていく上で必要なものでもあるのです。
ストレスがないといいように思いますが、
ストレスがないということは、
1日なにもせずぼーっと過ごすようなもの。
それが1日2日くらいならいいのですが、
毎日だとそのうち飽きてしまいます。
そうなると、生活には「刺激」が必要となるのです。
ただ、精神的ストレスと違い、肉体的ストレスには
疲労や睡眠不足など、体にいいとはいえない要素が多いもの。
そこで大切なのが、
ストレスとリラックスのバランスです。
やはり、疲れた時は休むのが一番です。
子どもは、絶えず変化します。
それが「成長」なのですが、
特に乳幼児期の変化は目まぐるしいものがあり、
親にとっても「刺激」となります。
乳幼児期の育児はまた、
抱っこしたり、お風呂に入れたり、
体を使う作業が多く、肉体的に疲れることでしょう。
でも、子どもが寝ている時に、
その天使のような寝顔を見ながら、思い出してみてください。
その瞬間が永遠には続かないことを。
子どもが育つのはあっという間だと、
子育てを終えた人は口を揃えて言います。
私は3人子どもがいるので、3人目は
「もう赤ちゃんを抱くのはこれが最後! 」と思うと、
楽しみが減る一方なのがあまりに残念で、
毎日ぎゅーっと抱いています。
確かに、育児真っ只中にいる間は、
大変なこともあります。
でも、明日の子どもは今日の子どもとは違い、
また少し成長しているのです。
その変化がまた、なんと素敵な「刺激」なのでしょう!
育児によいストレスを感じて、その瞬間をぜひ楽しんでください。
参考文献
http://stress-zero.net/stress/
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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