2歳半の息子の寝言にびっくり!
2歳半の息子が、
よく自己主張するようになりました。
イヤイヤ、というほどではないのですが、
して欲しいことを聞き入れてもらえないと、
聞いてもらえるまで繰り返し言ったり、
拗ねたりするように。
付き合うのも大変ですが、
いくら相手が2歳半とはいえ、
私も筋の通っていないことまで
聞き入れるつもりはないので、
しつけと思って厳しく言う時もあります。
ある日、食事中に部屋履きが脱げました。
普通の椅子の上の補助いすに座っていて、
足置きがないので、どうしても脱げてしまうのです。
息子は履かせてくれとせがみますが、
またどうせ脱げて落ちるから
食事が終わってから履こうねというと、
「くつ!くつ!」
と。
何度説明しても同じことも繰り返し。
他の子ども達の面倒もみなければならず、
だんだんイライラしてきて、
思わず強く叱ってしまいました。
その晩。
寝ている息子が
「くつ・・・くつ・・・」
と寝言を言うのにびっくり!
そこまで強く言ったかしらと、私は苦笑い。
私も、部屋靴ぐらい
さっと履かせてやればいいものを、
意固地になっていたのですね。
かわいい寝顔を見ながら、
ごめんね、と呟いてみました。
同時に、それだけ成長しているのだなぁと感心。
2歳半という年齢は
自己の発達の目まぐるしい時期ですが、
言語という自己表現の手段が
まだ十分に発達しておらず、理屈も分かりません。
それを踏まえた上での
叱り方やしつけをしなければいけないなぁ、
と反省した夜でした。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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