好き嫌いをなくす名トレーナー、ここにいます!

好き嫌いをなくす名トレーナー、ここにいます!

「うちの子、ご飯をなかなか食べてくれなくて…」
「うちは、好きキライが多くて困っちゃう…」

子育て中のパパママさんの中には
こんなお悩みをお持ちの方も
多いのではないでしょうか。

正直なところ
多少の好き嫌いがあっても
別段、困ることはないかもしれません。

でも、衣食住の中でも
最も毎日の生活を形作るべき「食」
「食べることは生きること」と言われるくらい
美味しく食事をすることは重要だと思います。

さらに、幼児期の子どもにとっては
単に栄養を摂るだけでなく
噛むこと(そしゃく)は
脳の活性化・発達にもつながる大切な動作です。

 

102.幼児 食事 しつけ 写真1

ピーマンやセロリ、みょうがなど
大人になって初めてその美味しさが
わかるようなものは別としても

「緑の野菜をまったく食べない」
「給食をほとんど残す」となると
栄養バランスも心配になりますよね。

食物アレルギーをお持ちのお子さんは
その内容や程度に応じた対応が必要ですが、
そうでないお子さんの場合
なるべく幼児期に、食事のしつけとして
好き嫌いをなくすことを覚えさせたいですね。

わが娘は、生まれたときから食欲旺盛で
好き嫌いもなく育ちましたので
そういった悩みとは無縁でしたが(笑)
ある日、同じ保育園友達のママに
こんなことを言われました。

「ひーちゃんのおかげで、うちの子 
キライだったトマト、食べられるようなったの!
ありがとう!!」って。

また別の日、別のママさんから
「ひーちゃんのおかげで、うちの子
すっごく給食食べるようになって、もうビックリ!
ありがとう!」

… 一体、何の話!?

聞けば、どちらの子も
うちの娘と同じグループになり
給食時に同じテーブルで
食事をするようになってから

「嫌いなものが食べられるようになった」
「心配するほど小食だったのが
たくさん食べるようになった」そうです。

102.幼児 食事 しつけ 写真2

 

 

 

 

 

娘に聞くと
「べつに、普通に給食食べてただけだよ。
こんなに美味しいのに残すんだーもったいないねー
とは言ったけど」

先生にもその様子を聞くと
うちの娘より年上の子は
「年下の子が、美味しそうにパクパク食べてるトマトを
自分が食べられないのは、はずかしい!」

同級生の男の子は
「女の子のひーちゃんが毎日おかわりしてるんだから
ボクがおかわりしないのは、かっこ悪い!」

という理由で、どんなに親や先生が言っても
改善されなかったことを
あっけなくクリアしたそうです。

こちらは、ちょっと複雑な心境でしたが(笑)
少しでもお役に立てたなら!結果オーライですね。

こうした、幼児期の食事に関するしつけに
限ったことではありませんが
親が躍起になってやらせようとするよりも
子ども同士が、理解し刺激し合うことが
一番の解決策だったり、成功への近道だったりしますね。

親としては、拍子抜けしちゃいますけどね!

そんなわけで
好き嫌いの多いお子さんや
小食で心配なお子さんをお持ちの方
名トレーナーのいる我が家へどうぞ!!!

 


プロフィール石田 治香(いしだ はるか)
長くアパレル業界で、服飾雑貨の企画デザインを手掛ける傍ら、趣味のスポーツ関連や子育てに関するコラムやblogを発信。
「衣食住を、カラフルに楽しく♪」をモットーにハンドメイド・インテリア・お料理・アートなどを通してひとり娘との暮らしが輝くようなちょっとしたアイデアを、日々模索中!