叱るときは一貫性を持って

叱るときは一貫性を持って

私の子が通う保育園では、
他の子を叩くやんちゃな2歳児が増えています。

言葉が未熟な子どもにありがちな行動なのですが、
時にはおもちゃで叩くので、
相手の子はかなり痛い思いをしていると思います。

今日は、我が子の目の横に傷ができてしまいました。

ところが、こんな光景が毎日だからなのか、
スタッフも少し叱るだけで放っておくようになっていました。

子どもはこれが悪いことだと
すぐに理解できませんから、
毎日繰り返し言い聞かせるしかありません。

それが、日によって叱り方が変わったり、だ
んだん基準が緩んだりすると、
子どもも「もういいんだ」と思ってしまいます。

一貫性をもって叱るようにしよう

 

 

 

 

子どもを叱る時は、
一貫性をもつことが大事だと思っています。

親のその日の気分や都合で叱り方や
叱る基準を変えてしまうと、
子どもは混乱してしまいますし、
子どもも賢いですからそのうち
「こういう時はやってもいい」と思うようになります。

それから、
子どもが理解できるかどうかに関わらず、
叱る理由をちゃんと説明しましょう。

そうすれば親も感情的になるのを防げますし、
子どももただ叱られたのではない
ということをいつか分かってくれると思いますよ。


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ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。