2018.06.14
叱るときは一貫性を持って
私の子が通う保育園では、
他の子を叩くやんちゃな2歳児が増えています。
言葉が未熟な子どもにありがちな行動なのですが、
時にはおもちゃで叩くので、
相手の子はかなり痛い思いをしていると思います。
今日は、我が子の目の横に傷ができてしまいました。
ところが、こんな光景が毎日だからなのか、
スタッフも少し叱るだけで放っておくようになっていました。
子どもはこれが悪いことだと
すぐに理解できませんから、
毎日繰り返し言い聞かせるしかありません。
それが、日によって叱り方が変わったり、だ
んだん基準が緩んだりすると、
子どもも「もういいんだ」と思ってしまいます。
子どもを叱る時は、
一貫性をもつことが大事だと思っています。
親のその日の気分や都合で叱り方や
叱る基準を変えてしまうと、
子どもは混乱してしまいますし、
子どもも賢いですからそのうち
「こういう時はやってもいい」と思うようになります。
それから、
子どもが理解できるかどうかに関わらず、
叱る理由をちゃんと説明しましょう。
そうすれば親も感情的になるのを防げますし、
子どももただ叱られたのではない
ということをいつか分かってくれると思いますよ。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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