食事のしつけ 時には諦めも必要?
幼児の食事のしつけ、大変ですよね。
食事中、他の事に興味が行ってしまい、
途中で食べなくなり、椅子から離れること、
日常茶飯事です。
我が家では、最初の頃、
子どもの後を追いかけ回して、
食事を口に運んでいました。
けれども、その殆どを食べてくれず、
こちらの体力が消耗するだけでした。
次に、席を離れたら食事を強制終了させると、
一時的には改善されました。
しかし、数ヶ月で元に戻ってしまい、
食事の量も減ってしまうことも多々あったので、
別の方法を考えることにしました。
そして、他の事に興味を持ち始めたら、
悪いことだと伝え、放置してみました。
すると、しばらくの間は遊ぶのですが、
また戻って食事をするようになりました。
辛抱強く続けていたところ、
少しずつ食事中に遊ぶ事は、
悪いことだと自覚するようになり、
食事中に席から離れる回数が減っていきました。
わが子には、この方法が合っていたのかなと思います。
今でも、他の事に興味が行き、
殆ど食べずに食事が終わってしまう事はあります。
その際は、時間に関係なく、
食べたい様子を見せた時に、
食べ物を口元に持っていき、
口を開けたら食べさせるようにしています。
行儀の悪い行為ではありますが、
幼児の一時期の出来事と割り切り、
今の行動が落ち着くまでは続けようと思っています。
幼児のしつけは、食事だけでも
色々と工夫する事が多いですが、
最初から厳しくせずに、
諦めて見守ることも大事なのかなと思います。
上島 有
長年、化学関係の仕事に携わるが、結婚を機に退職。現在は、絵本と外遊びが大好きな、一歳七ヶ月の娘の育児に奮闘中。
育児をする中で、日々新しい発見を楽しむように。独身時代、旅先で大自然を満喫してきた経験から、自然の中で子どもの五感を刺激させ、「体験から学ぶ」子育てを目指している。
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