試行錯誤の中で見つけた叱り方

試行錯誤の中で見つけた叱り方


幼児期の叱り方、皆さんはどうされていますか?

子どもに対して、自分の感情を
そのまま出してしまうのは
良く無いと思いつつも、
時には爆発してしまう時もあるかと思います。

いかに自分の感情を抑えて、
子どもを叱るか、大きな課題ですよね。

写真7‐1

感情を抑える方法は、色々あると思います。

叱る前に一呼吸置く、
別の部屋に行って
気持ちが収まるのを待つことも、
方法の一つだと思います。

私も、少し間を置いてから
叱るように心掛けていました。

しかし、感情をコントロールしたくても、
一人になれる環境が作れず、
地味にストレスが溜まってしまい、
何度か子どもの前で爆発してしまった事がありました。

そこで、怒りの感情が湧いて、
どうしようもない時には、
声を抑えながら、
子どもの顔とは別の方向を向いて
一度吐き出すようにしてみました。

そうすることで、吐き出した後、
冷静に叱れるようになりました。

叱る時は、子どもの目を見ながら、
何がいけないか理解させ、
静かに話すようにしています。

そして、子どもが反省の態度を示したら、
抱っこをしながら、「大好き」と伝えるようにしています。

また、叱った後は、気持ちを切り替え、
子どもと楽しく過ごしています。

写真7‐2

幼児期でも、親の行動をしっかり見ているので、
この一連の叱り方に対して不安もありました。

しかし、子どもの顔を直接見ていないことで、
子ども自身が、自分に対して話していることでは
ないと認識しているようでした。

また、叱った後のフォローをすることで、
子どもも気持ちが安定しているように思います。
 
まだまだ試行錯誤していますが、
暫くはこの方法で続けていこうと思っています。

 


自己紹介写真上島 有

長年、化学関係の仕事に携わるが、結婚を機に退職。現在は、絵本と外遊びが大好きな、一歳七ヶ月の娘の育児に奮闘中。
育児をする中で、日々新しい発見を楽しむように。独身時代、旅先で大自然を満喫してきた経験から、自然の中で子どもの五感を刺激させ、「体験から学ぶ」子育てを目指している。