子供同士の関わりが教えてくれる大切なこと

子供同士の関わりが教えてくれる大切なこと

子供は子供同士がいい!
息子と甥っ子の遊んでいる姿を見るとそう思います。

息子は2歳、甥っ子は6歳。
年の差は4歳程です。

ある日、甥っ子は野球のボードゲームを
引っ張り出してきて息子に一緒にやろう!と言うのです。

息子も「うん!」とニコニコ。

甥っ子が説明して
息子も「何?何?」と興味津々…

そんなやり取りをみていて思うのは、
子供は先入観なく物事に取り組んでいるということです。

私だったら2歳になりたての息子と
野球のボードゲームをやろうとは思いません。

ルールも伝わるか分からないし、
ぐちゃぐちゃにされそうだなあ、と先読み、

つまりそんな先入観を持ってしまっているからです。

甥っ子はそんなことは思わず、
やりたいからやる、というその意欲だけなのです。

息子もその気持ちを受けて、
やってみたいと思って一緒にやってみる。

できるか、できないかは先に決めつけない、
そんな子供同士の関わりを見ていると、
限界を決めず、その子の力を開花させていくのは
こういった関わりだなぁと学ばせてもらえます。

私たち大人は、気づかぬうちに
様々な先入観をもって子供に接してしまっています。

子供の世界を大人の先入観で見るのではなく、
できるかできないかという
メガネを外し、関わっていくこと
子供の成長に制限をかけず接していく上では
とても大切なことだと思います。

 


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と第二子妊娠中で子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。