そろそろ”させない育児”は終わりにしませんか?

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生まれたての赤ちゃんが自分で移動できるようになると、
触りたいと思うものめがけて行って触る。

そうやって徐々に”イタズラ”が進化していきます。

「〇〇ちゃん、〇〇くん、
それは触ったらダメだよ」
なんて声を掛けていませんか?

 

1歳、2歳になったら
「これはやめて!」
「触ったらダメって言ってるじゃない!」

少し口調が強くなって
なんでまだ分からないの?という気持ちになって、こんな声かけしていませんか?

3歳、4歳、5歳…
「~しないで」「~やめて」
1日を振り返ると否定する言葉がついつい多くなっていたりしませんか?

 

もしあなたなら、どうでしょう?
一緒に過ごす中で誰かが自分を見ていて
自分がいいと思ってしたことを
「それはダメだよ!」「やめてよ!」「何回も言ってるじゃん!」
と言われ続けたら、どんな気持ちになりますか?

子供はそれを欲しています。
この世界に生を受けて何ヶ月ですか?何年でしょうか?

まだまだこの世界のモノたちを実験的にみているし、
どうなっているのか知りたくて仕方ないのです。

 

私たち大人はそれを経てきたからこそ、
注意できるような目線をもてたのです。

彼らの探究心を止めないで、
〇〇しないで!という“させない子育て”から、
“見守る子育て”、始めてみませんか?

生命の危険(生死・傷つくこと)は回避すべきですが、
それ以外の小さなことはやらせてみたらいかがでしょうか?

やりきると子供は満足して手放す時がきます。
今その子の発達にはそれが必要なのです。

 

させない育児から見守る育児へ。
できる時から始めてみませんか?


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。