「ギターを弾きたい」小学二年生の想いのきっかけは…

「ギターを弾きたい」小学二年生の想いのきっかけは…

 

ある日、
「おばあちゃんのおうちに飾ってあったギターを弾きたい」
と言い出した小学2年生になったばかりの甥っ子。
ずっと飾ってあっても見向きもしなかったのに、
突然どうしてそう思ったのでしょうか?

 

それはこんな出来事があったからです。

ある日、子供のためのオーケストラという広告を目にした私は
友達や甥っ子を誘って家族で行きました。

甥っ子は初めて楽器、オーケストラを目の当たりにします。

子供のためのオーケストラとあって、
椅子に座って聞くこともできれば
目の前にレジャーシートを敷いて鑑賞することもできる。

そして楽器に触れる時間があったり、
演奏中にステージに上がって
音が出ている楽器の前を通り間近で見ることができます。

 

まさに本物に五感で触れるのです。

終了後には子供用バイオリンを弾くことができ、
それも甥っ子は体感しました。

 

その日、おばあちゃんのおうちに帰ると
目にはしていたけれど興味を示さなかったギターを弾きたいと言ったのです。

五感で感じる。

本物に触れるということは、
今まで知らなかった世界を知ることであり、
じゃあこんなことを次はしてみよう、してみたいといった
本人の中から湧き上がる好奇心につながります。

 

それが持続しようがしまいが、そこは関係ありません。
やってみて違うと思えば
やめてまた自分の求めているものを探せばいいのです。

五感を刺激して、
好奇心から自分の求めているものを探すのです。

 

その手助けは私たち大人がいくらでもサポートしてあげられるのだと思います。


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。