子育ては素質を育てるということ

子育ては素質をそだてるということパートナーや自分の親、兄弟姉妹、
誰一人自分と全く同じ感覚を持ち同じ考えを持ち同じ意見をいう人はいません。

子どももやっぱり、自分と同じではありません。

分かってはいるけど、
躾もしないといけない、どこまで叱ったらいいの?など
悩むこともあるのではないでしょうか。

育てって、
「その子の素質をどう育てるか」を大切にしたらいいのではないでしょうか?

今この子は何に興味があって、どうしたいと思っているのか?

その積み重ねが彼、彼女の人格を形成していきます。

親だから人に迷惑をかけないようにこれを伝えなきゃ、だったり、
この子を何とかしなくちゃ!だからこれやっちゃダメ!
と意気込むのは少し待ってください。

こうしようとコントロールするのではなくて
本人を見てどこを伸ばすかと言う視点を持ってみてください。

 

人生の中での数年間、
そんな風に接してもらえる時間があってもいいのではないでしょうか?

今は人生100年時代と言われています。

そんな時代を生き抜く子どもたちの子ども時代は
20歳までだと考えてもたったの5分の1。
小学生を終える12歳で考えると約8分の1です。

これからの人生の方がずっと長いのです。

その期間で十分に親の愛情、安心安全な場所で見守られたなら、

きっと揺るぎない自分への自信、
自分のやりたいことに向けて向かう姿勢で
これから親元を離れたあと突き進んでいけるはずです。

 

そのために、あなたの良さはここだよって一緒に見つけて
一緒にそこにフォーカスして、たった一人のその人という存在を確立する

そんな手助けをしてあげるのはいかがでしょうか?

子どもの素質をそのまま見守る。
そんな視点も持っていても面白いかもしれません。


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。