「パタニティブルー」をご存知ですか?
妊娠、出産と、女性は
ホルモンのバランスが崩れやすいですよね。
その上、寝不足や育児のストレスが原因でなる
「マタニティブルー」は、もう皆さんご存知のはず。
でも実は、その傍らで
他にも鬱になる人がいるのをご存知ですか?
「パタニティブルー」。
そう、パパも鬱になることがあるのです。
女性は、10ヶ月という妊娠期を経て、ママになります。
その10ヶ月の間にママになる心の準備もできる訳ですが、
その傍らでパパになる準備をしているかと思いきや、
意外にも心の準備ができていない人が多いのです。
子どもが生まれたことによって、生活は激変します。
しかも、ママも赤ちゃんの世話に追われて、
なかなか構ってくれません。
また、育児に参加しているはずなのに
なかなかうまくいかない、と悩むパパも多く、
約10%の男性が鬱になるという結果が報告されています。
赤ちゃんの月齢が進むと、
鬱になる確率も上がるそうなので、注意が必要です。
そんなパパを救えるのは、やはりママしかいません。
赤ちゃん一人でも大変なのに、
大きな子どもが増えたみたい!と思うでしょう。
実は、私も毎日、そう思いながら過ごしています!
でも、パパとママは、
パパとママである前に男性と女性で、夫婦なのです。
そして、相手は赤ちゃんの大切な、パパ。
育児で大変なのは重々承知していますが、
パパのことを時々でも少しでも、
思いやる気持ちを忘れないでくださいね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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