赤ちゃんの育児に、パパも参加してみよう!
ようやく生まれた赤ちゃん。
とてもかわいくて面倒をみたいのに、
母乳育児をしていて
疎外感を感じているパパはいませんか?
確かに、生まれたばかりの赤ちゃんにとって、
ママは生命線です。
そして、ママは本能から赤ちゃんを守ろうとします。
でも、フランスの産院ではよく、
入浴指導やオムツ替えの仕方を教わっているパパの姿をみます。
育児の中で、パパにもできることはたくさんあるのです。
お産が済んで、ママたちの体は疲れきっています。
そんな時、パパができることをしてくれると、
とても助かります。
料理がしたい、掃除がしたい、と思っても、
赤ちゃんが泣いているとママもイライラしてくるので、
パパが代わりに家事をするか、
赤ちゃんをちょっとの間あやしてくれるだけでも随分違うのです。
赤ちゃんはまだぼんやりとしか目が見えていないので、
たくさん話しかけてください。
パパだよ。
これからオムツ替えるからね。
からだをきれいにしようね。
気持ちいいね。
お腹の中で聞いていた声です。
赤ちゃんもきっと、この声の主が誰なのか
もっと知りたいはずです。
母乳育児をしていても、
もし母乳のストックがあったら、
時々パパも哺乳瓶であげてみてください。
ミルクなら、パパがあげる回を
何度かつくるといいでしょう。
その間、ママはちょっと外を散歩したりして、
気分転換してみてはどうでしょうか?
泣かれるとパパも困るでしょうけれど、
泣くのは赤ちゃんの仕事ですから、
多少泣かしておいても大丈夫です。
もしパパのやり方が間違っていたりしても、
ママはそっと見守っていてください。
自分がやった方が早いわ!
と思ってなんでもしてしまうと、
パパはもう参加できなくなってしまいます。
ママとは違った、パパの育児法があってもいいのです。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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