怒ると叱るって、違うの?

怒ると叱るって、違うの?1

子供を持つと、
しつけと称して叱る事ありませんか?

そこで、ふと“怒る”と“叱る”って
そもそも同じなのか?と思う自分がいました。

怒るとは、自分の感情を外に爆発させる行為。

一方で叱るとは、相手に対してより
良い事を教示する事を目的しています。

ですから、全く意味合いは違います。

また、心理的側面からも、真逆の展開となります。

ネガティブ(怒る)対、ポジティブ(叱る)
と相反しているのです。

怒ると叱るって違うの?

親の感情的な怒りは、周囲のみならず、
親である自分も自己嫌悪に陥る事となり、
まさに負のスパイラルに転じるとなるでしょう。

さらに、親の怒りはトゲがある表現が
加味されいるケースが多いので
子供の“自己肯定感”を間違いなく低下させています。

自尊感情が強いお子さんだと、
余計に親であるあなたに嫌悪感を
抱く事があるかも知れません。

ですから、親は子供に対して
自分の感情をぶつけないように注意が必要ですね。

どうしても、怒る気持ちが外に出そうな時は
一度、子供から離れてみるのもひとつの手。

子供は、親の姿をつぶさに見ているものです。
まさに、育児は育自(自分を育てる)でしょう。


プロフィール画像友兼 香成

小学校2年生と年中組の子を持つ2児の母。在宅ワーカー4年目。
母親としてだけでなく、一人の人間として24時間という限られた時間の中で効率よく働くことのできる在宅ワークに魅力を感じている。
将来的には、在宅ワーカーとして飛躍していきたいという想いのもと、日々コツコツ原稿書きに励んでいる。
またその傍ら、母親の学ぶ姿が子ども達への良い刺激になればと自ら学生時代に専攻していた心理学を勉強中である。