適度な日光浴をさせよう

適度な日光浴をさせよう

大人の女性なら、
紫外線が気になって避けがちな、日光浴。

そんな日光浴が、赤ちゃんや子どもの成長に
重要な役割を果たしているのをご存知ですか?

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1998年以降、母子手帳には「日光浴」ではなく
「外気浴」と記載されています。

それには、オゾン層破壊によって
紫外線を浴びやすくなっていたり、
ビタミンDを含む粉ミルクや豊富な食材が手に入ったり、
といった、環境の変化が理由にあります。

また、「日光浴」というと長時間
日光に当たらせてしまう人がいるので、
外の空気に触れさせるという意味での
「外気浴」という言葉に変わったようです。

それでもなぜ日光浴が必要かというと、
骨を形成するのに必要なビタミンDを、
カルシウムの吸収を促進し骨量の減少を抑える
「活性型ビタミンD」にするのに、
紫外線が必要だからです。

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実は、ヨーロッパでは冬季の日照時間が短いため、
赤ちゃんから大人までビタミンDを服用します。

欧米人には、夏にこんがりと焼けた肌を
ステータスとしているところがありますが、
浴びれる間に日光浴をしておかないと
心も体も健康に冬を越せない、という理由もあるのです。

活性型ビタミンDは、
10分程度の日光浴でも形成されるそうなので、
紫外線の強い時を避けて、
赤ちゃんにも適度な日光浴をさせましょう。

子どもには、短時間でも
外遊びをする習慣をつけさせるといいですね。

親も、子どもの外遊びに少し付き合えば、
気分転換にもなりますし、
日光浴は心のバランスを保つのにも役立ちます。

シミやソバカスが気になるのなら
しっかり日焼け止めを塗って、日光浴を楽しんでみてください。

参考文献
https://iko-yo.net/articles/1403

 


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ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。