あなたは大丈夫?子どもとの関わり方チェックシート!
久しぶりの今日は、
先日ふと手にとった一冊の冊子から、
ご紹介します。
ソニー創業者の井深 大さん。
1969年にはEDA幼児開発センターを設立されました。
『心を込めてしっかり抱きしめる』
お子さんが20歳になった時どう育っているのか、を見据えて、
お母さん、お父さんのコミュニケーション力を
育てていきましょう・・
と、書かれていました。
“抱きしめる・・・”
当たり前のことですが、
子どもも大きくなってくると、
小さい頃より回数は減っているなと思います。
1歳の三男がダントツトップで、
抱きしめていると癒しの効果もあるような・・。
自分の関わり方を振り返ってみるための
チェックシートもありました。
ぜひチェックしてみてください!
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1.毎日、家族で「おはよう」「おやすみなさい」などの挨拶をしている。
2.子どもの前では、夫婦喧嘩をしない。
3.子どもと話している時にメールが来ると、すかさずメールを見てしまう。
4.ママ友と話している時、子どもに呼ばれたらすぐに顔をみて返事をする。
5.子どもが抱っこをしてほしいと要求してきた時は抱っこする。
6.電車やバスに乗っている時、子どもと話すよりメールをしている時間のほうが長い。
7.食事中はTVを消している。
8.子どものそばを離れる時は、断っている。
9.子どもに悪いことをしたなと思ったら、謝っている。
10.お父さんの帰りを子どもと楽しみに待っている。
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いくつチェックがつきましたか?
では、どこに極意が秘められているのか
簡単にご説明しますね。
1.親が挨拶をし、行動で示すことにより挨拶の習慣が身についていく。
2.夫婦喧嘩は子どもを深く傷つけ、自己否定に陥ることさえある。
必ず仲直りした姿を見せて、安心させてあげましょう。
3.自分よりメールのほうが大事だと、悲しい気持ちになる。
大事な用事は、子どもに断わり、待っていてくれたお礼も言いましょう。
4.呼ばれたら顔を見て返事をする。
すぐに向き合えない時は、きちんと説明しましょう。
5.抱っこは、子どもにとって気持ちが安心する、幸せな時間。
どうしてもできない時は、笑顔で子どものそばにぴったり寄り添ってあげましょう。
6.乗り物の中は、安心して気持ちを子どもに向けられる、絶好のコミュニケーションタイムです。
お子さんの表情に目を向ける。
7.食事をする時間は、ゆっくりと子どもと向き合えるひと時であり、マナーを伝えられる時間です。
食べる幸せを感じ、味わうという五感を育てる時間でもあります。
8.子どもが見ていない隙にこっそり出かけたお母さんは、『信用できないお母さん』になる。
お手洗いに行くときも同様で、黙ってをばを離れずに、一声かけましょう。
9.人は誰でも間違いや失敗をします。
相手が子どもだろうと、気持ちを傷つけた時には、素直に認め、謝る姿勢が大切です。
10.お父さんの帰りを楽しみに待つことは、人や自分自身を大切にできる気持ちを育てることにつながります。
以上、いかがでしょうか?
私はこの記事を読み、
子ども達が安心できる環境作りや、
伝え方を今一度見直す良い機会になりました。
当たり前なことばかりですが
意外とおざなりになっていることばかり・・・。
忙しい毎日の中では、こちらの事情が優先されてしまいます。
反省です。
少しずつ積み重ね、気持ちの通い合う親子関係を
育んでいきたいと思います。
ちなみに、小3の長男を弟達に見えないように
こっそり抱きしめると、ニヤニヤと喜びます。
まだまだ幼く可愛いです。
そろそろ
「あっち行け!!」とか
言われるのでしょうか・・・。
そんな時が来たら寂しいな・・。
それでは、
夫婦喧嘩には細心の注意をはらい、
子育てを楽しみましょう!!
学校法人千葉白菊学園 千葉白菊幼稚園
副園長
鳰川 理江(におかわ りえ)
1972年、静岡県生まれ。聖徳大学人文学部卒。
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