子育ての悩みを解決するコツは自分と向き合うこと?
子育てをしていると、
様々な分からないこと・迷うこと・
悩むこと・考えることがありますよね。
これでいいのかな?
この場合、どうしたらいいのかな?
私たちはついつい正解を知りたくなります。
でも
子育てに正解はないんですよね。
探しても探しても
これが絶対に正しい!と
言い切れることは存在しないんです。
でも納得する子育て法や教育法に出会うと、
腑に落ちたりします。
そうするとよし、やってみよう!と思うでしょう。
それは、あなたの中にある、
「こうしたい」にどこか方向性があっていたり、
似ていたりするからではないでしょうか?
またはあなたとお子さんの状況から
考えてうまくいきそうと思えるから。
子育ての悩みが出てきたら
子供と向き合う前に
まずは母親である、父親である、保育者である
“あなた自身”がどうしたいのかを明確にすることです。
このことについて
自分はどう感じていて、
どんな部分がひっかかるのか。
例えば、お菓子ばかり食べて
食事を食べてくれない場合、
どうしたらいいの?と悩んでいるとします。
このことについて、少しかみ砕いて考えていくと…
①お菓子でも食べてるならまあいいや、と思っている
②本当はお菓子を一切食べないで
しっかり栄養の整ったご飯だけを食べてもらいたい
③お菓子はご飯の後に食べるならOK
など色々な考えがあると思います。
例えばこの①~③はそれぞれ、どうしてなのでしょうか。
そもそも食事は子供にとって
どんなものであってほしいのか、
お菓子はどんな存在なのか、
お母さんの思いと反しているから悩んでいるんですよね。
まず子供にとって食事はこうしたい、
なぜなら~だからとしっかり明確にしてみましょう。
例えば栄養面が心配なら
必要な栄養素が整ったジュースを作って飲ませてみる。
お菓子の様な栄養素のつまった
何かを試行錯誤して作ってみる。
それが手間だと思うのなら、
そもそもそこに本当にこだわりたいのでしょうか?
できれば…という思いなら
いっそのこと手放してしまうのもありだと思います。
本当は栄養面が心配だけど、
とりあえず3ヶ月くらいは様子見てみよう、
と期間を決めて見守るのも良し。
そうすることで一度自分の中から手放すのです。
あなたがまずはどうしたいのか、
そしてその後どうしていくのかを考えていくことで、
悩みの9割は解決していきます。
残り1割は個の場合例えば、
この年齢の時期に摂っておいた方がいい
栄養素を調べてそれだけはどこかで摂ってもらおう、
などどうしていくのかという
行動を決める時必要な情報を調べてみたり、
相談してみたりと自分の中だけで解決しないことをします。
あなたがその悩みの中で
本当に気になっている部分がどこなのか、
それを本当はどうしたいのか、
どうなったらいいのかをまず考えてみることで、
スッキリすることが絶対にあると思います。
悩みの種を見つけたのなら
あとはそれをどう解決するのか、
必要な知識は拾い集めてとりあえずやってみる。
ダメだったらまた立ち止まって
考えてみたらいいのです。
子育ての悩みが出てきたら、
子供をどうにかしようとする前に
自分の中でもできることがあるのだと思います。
アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。
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