あなたは大丈夫?子どもとの関わり方チェックシート!

 

久しぶりの今日は、
先日ふと手にとった一冊の冊子から、
ご紹介します。

ソニー創業者の井深 大さん。
1969年にはEDA幼児開発センターを設立されました。

『心を込めてしっかり抱きしめる』

お子さんが20歳になった時どう育っているのか、を見据えて、
お母さん、お父さんのコミュニケーション力を
育てていきましょう・・
と、書かれていました。

“抱きしめる・・・”

当たり前のことですが、
子どもも大きくなってくると、
小さい頃より回数は減っているなと思います。

1歳の三男がダントツトップで、
抱きしめていると癒しの効果もあるような・・。

自分の関わり方を振り返ってみるための
チェックシートもありました。

ぜひチェックしてみてください!

*****************************************
1.毎日、家族で「おはよう」「おやすみなさい」などの挨拶をしている。

2.子どもの前では、夫婦喧嘩をしない。

3.子どもと話している時にメールが来ると、すかさずメールを見てしまう。

4.ママ友と話している時、子どもに呼ばれたらすぐに顔をみて返事をする。

5.子どもが抱っこをしてほしいと要求してきた時は抱っこする。

6.電車やバスに乗っている時、子どもと話すよりメールをしている時間のほうが長い。

7.食事中はTVを消している。

8.子どものそばを離れる時は、断っている。

9.子どもに悪いことをしたなと思ったら、謝っている。

10.お父さんの帰りを子どもと楽しみに待っている。

*****************************************

いくつチェックがつきましたか?

では、どこに極意が秘められているのか
簡単にご説明しますね。

1.親が挨拶をし、行動で示すことにより挨拶の習慣が身についていく。

2.夫婦喧嘩は子どもを深く傷つけ、自己否定に陥ることさえある。
 必ず仲直りした姿を見せて、安心させてあげましょう。

3.自分よりメールのほうが大事だと、悲しい気持ちになる。
 大事な用事は、子どもに断わり、待っていてくれたお礼も言いましょう。

4.呼ばれたら顔を見て返事をする。
 すぐに向き合えない時は、きちんと説明しましょう。

5.抱っこは、子どもにとって気持ちが安心する、幸せな時間。
 どうしてもできない時は、笑顔で子どものそばにぴったり寄り添ってあげましょう。

6.乗り物の中は、安心して気持ちを子どもに向けられる、絶好のコミュニケーションタイムです。
 お子さんの表情に目を向ける。

7.食事をする時間は、ゆっくりと子どもと向き合えるひと時であり、マナーを伝えられる時間です。
 食べる幸せを感じ、味わうという五感を育てる時間でもあります。

8.子どもが見ていない隙にこっそり出かけたお母さんは、『信用できないお母さん』になる。
 お手洗いに行くときも同様で、黙ってをばを離れずに、一声かけましょう。

9.人は誰でも間違いや失敗をします。
 相手が子どもだろうと、気持ちを傷つけた時には、素直に認め、謝る姿勢が大切です。

10.お父さんの帰りを楽しみに待つことは、人や自分自身を大切にできる気持ちを育てることにつながります。

以上、いかがでしょうか?

私はこの記事を読み、
子ども達が安心できる環境作りや、
伝え方を今一度見直す良い機会になりました。

当たり前なことばかりですが
意外とおざなりになっていることばかり・・・。

忙しい毎日の中では、こちらの事情が優先されてしまいます。

反省です。

少しずつ積み重ね、気持ちの通い合う親子関係を
育んでいきたいと思います。

ちなみに、小3の長男を弟達に見えないように
こっそり抱きしめると、ニヤニヤと喜びます。

まだまだ幼く可愛いです。

そろそろ
「あっち行け!!」とか
言われるのでしょうか・・・。

そんな時が来たら寂しいな・・。

それでは、
夫婦喧嘩には細心の注意をはらい、
子育てを楽しみましょう!!

 

IMG_2156学校法人千葉白菊学園 千葉白菊幼稚園
副園長
鳰川 理江(におかわ りえ)

1972年、静岡県生まれ。聖徳大学人文学部卒。千葉市内の幼稚園に勤務していたとき、視察に来た現学校法人千葉白菊学園理事長の泰也さんと出会い、結婚。2005年の長男出産目前のとき、夫婦で千葉白菊幼稚園の経営を担うことに。現在、3人の男の子を育てながら、千葉白菊幼稚園の副園長を務めている。