子どもの心配や不安の原因は、ママやパパかも?
保育園にお子さんを預けていて、
悩みや不安はありますか?
先日、私たちの保育園に、
パリ市の保育園で働いている保育士さんが研修に来ていました。
いろいろ話をした中で、
納得したことがひとつありました。
それは、
「よくぐずる子がいたら、
まずその親を安心させなさい、と指導された」
というのです。
子どもが保育園でぐずるのは、
親が不安を感じているからだと。
子どもは繊細ですから、親の杞憂も
敏感に感じとってしまうのでしょうね。
保育園に赤ちゃんや子どもを預けるには、
仕事復帰などの理由があるかと思います。
預けると決めたからには、
親もそれなりの覚悟が必要です。
それは、「保育園を信頼して、
子どもの健やかな成長のためにつくす」こと。
何か疑問に思ったり、不安に感じたり、
悩んだりすることがあったら、
保育士の方に遠慮せず相談してみてください。
送り迎えの時間が慌しくて無理なようでしたら、
保育士さんに時間のある時を尋ねましょう。
なかなか都合が合わない時は電話でも構いませんが、
できるだけ対面して話すようにしてください。
また、メールなどのメッセージでの連絡は、
読む側の解釈によって
違う意味に取られたりすることもあるので、
避けた方が無難です。
親子のコミュニケーションはもちろん大切ですが、
周りとのコミュニケーションをとるのも親の仕事です。
苦手な人も自分のため、そして子どものためと思って、
まずは保育士さんとの
ちょっとした会話から始めてみてください。
親の心配が解消されれば、
子どもも安心して通園できるというものです。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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